Multi/Sub-Map シェーダを使用すると、異なるカラーまたはマップをマテリアルの単一のパラメータに割り当てることができます。たとえば、小石が敷き詰められた地表を作成し、すべての小石に単一の Arch & Design マテリアルを割り当てることができます。カラーに変化を持たせるためには、Multi/Sub-Map シェーダをマテリアルの拡散反射光スロットに配置します。これにより、すべての小石が同じ BRDF プロパティを保持し、拡散反射光カラーのみが変化します。Multi/Sub-Map を適切に使用することで、複雑なシーンに必要となるマテリアルの数を大幅に少なくすることができます。
Multi/Sub-Map では、割り当てるカラーやマップを任意に、またはオブジェクト ID、マテリアル ID、スムージング グループ ID 基づいて変化させることができます。最大 20 のカラーまたはマップに異なる ID を定義し、番号の大きい ID の場合、割り当てサイクルを繰り返したり、範囲外のカラーまたはマップを指定することができます。
左: 観客席の色はオブジェクト ID により異なります
右: 色はランダムで変わります
カラーまたはマップを割り当てる基準を選択します。
指定された範囲(1 から[Number Of Colors/Maps To Use]の数値)に該当しない ID を持つオブジェクトまたは面に適用されるカラーまたはマップです。[Random]オプションを選択した場合は使用できません。
使用可能な最大 ID 値です。[Repeat]がオフの場合、この値よりも大きい(または 0 に設定された) ID には、[Default/Out-of-range Color]が割り当てられます。範囲は 1 ~ 20 です。
オンにすると、割り当てられたカラー/マップは、[Number Of Colors/Maps To Use]設定よりも大きい ID 値を繰り返します。たとえば、[Number Of Colors/Maps To Use]が 7 に設定されている場合、ID が 8 または 15 のオブジェクトまたは面は[Color/Map #1]を使用し、ID が 9 または 16 のオブジェクトまたは面は[Color/Map #2]を使用します。
オフの場合は、指定された範囲(1 から[Number Of Colors/Maps To Use]の数値)に該当しない ID には、[Default/Out-of-range Color]が使用されます。
各[Color/Map]パラメータで使用するカラーまたはマップを指定します。マップを割り当てる場合、[マップ](Maps)ロールアウトのチェック ボックスを使用してマップを無効にしない限り、カラーがマップで上書きされます。
マップを割り当てるには、カラー見本の右にあるマップ ボタンをクリックし、マテリアル/マップ ブラウザからマップを選択します。
このロールアウトには、マップ/カラーの割り当てを有効および無効にするチェック ボックスと、マップを割り当てるボタンが表示されます。