参照座標系を指定

変換で使用する X 軸、Y 軸、Z 軸は、参照座標系で決まります。使用する変換座標系の種類によってすべての変換操作が異なってきます。

変換座標系を指定するには、[参照座標系](Reference Coordinate System)リストを使用します。

ローカル軸を作成

モデル作成時に、移動可能な一時的なローカル軸を設定すると、任意の軸を中心に回転やスケールを実行できるので便利です。

注: この方法は、アニメーションには使用できません。詳細は、変換中心を選択を参照してください。
ヒント: この方法の代わりに、[作業基点 (WP)](Working Pivot)を使用することもできます。

調節可能なローカル軸を作成するには:

  1. [ポイント](Point)ヘルパー オブジェクトを作成します。
  2. [参照座標系](Transform Coordinate)リストで[選択](Pick)をクリックし、ポイント オブジェクトをクリックします。

    アクティブな座標系として、ポイント オブジェクトの名前がリストに表示されます。

これで、ポイント オブジェクトの座標系を調節可能な座標軸として使用できます。

調節可能な軸を使用するには:

  1. 回転やスケールの変換の中心の位置にポイント オブジェクトを置きます。
  2. 変換するオブジェクトを 選択します。
  3. [変換座標系](Transform Coordinate System)ドロップダウン リストで、ポイント オブジェクトの名前を選択します。
  4. [中心を使用](Use Center)フライアウトで、[変換座標の中心を使用](Use Transform Coordinate Center)を選択します。詳細は、変換中心を選択を参照してください。
  5. 変換作業を続けます。