一度に複数の DXF ファイルからデータを Civil View に読み込むことができます。
[Civil View DXF 読み込み](Civil View DXF Import)パネルは 3ds Max で既に使用可能な DXF 読み込みオプションを展開します。
DXF 形式自体が、GENIO、12D ASCII、または LandXML ファイル形式をサポートしていない土木設計アプリケーションからのデータの読み込みに有用です。
標準の 3ds Max DXF 読み込み機能のほかに、[Civil View DXF 読み込み](Civil View DXF Import)パネルには次の追加機能があります。
Civil View は、DXF ファイルが、それぞれ同じ地盤サーフェスの異なる部分を維持するが、異なるマテリアルを使用するように編成されていることを想定します。
チェック ボックスをオンにして、リストの個々のファイルを選択できます。
現在ハイライト表示されているファイルの詳細を表示します。
既定では、サブマテリアルの割り当ては、次の規則に従って、DXF ファイル名の最初の文字から派生します(この規則は大文字と小文字を区別します)。
DXF ファイル名の開始文字 |
表すもの |
ワイヤフレーム カラー |
サブマテリアル |
---|---|---|---|
C |
自動車道 |
[50 50 75] |
18 アスファルト |
G |
地表 |
[50 125 50] |
27 地盤タイプ 2 |
W |
水 |
[65 65 160] |
20 水 |
H |
ハード エリア |
[75 75 100] |
22 コンクリート |
F |
自転車用道路 |
[160 160 135] |
19 赤アスファルト |
(その他) |
地表 |
(ランダム) |
26 地盤タイプ 1 |
たとえば、 Carriageway1.dxf という DXF ファイルには、ファイル内のサーフェスに適用されたマテリアル チャネルの18 (アスファルト)があります。 Ground1.dxf という DXF ファイル内にあるサーフェスには、27 地盤タイプ 2 が適用されたマテリアル チャネルがあります。
ドロップダウン リストを使用して既定のサブマテリアル割り当てを変更できます。また、カラー サンプルを使用して既定のワイヤフレーム カラーを変更できます。
MX 三角測量データから派生したすべての Civil View オブジェクトには、グループ解除された三角形または識別されていない三角形に割り当てられるプライマリの既定のマテリアル チャネルが割り当てられます。 読み込まれたサーフェスの既定のマテリアル チャネルは、[Civil View 基本設定](Civil View Preferences)パネルにも定義されます。