[拡張パラメータ](Advanced Parameters)ロールアウト([スキン](Skin)モディファイヤ)

追加の[スキン](Skin)モディファイヤ オプションを提供します。

インタフェース

常に変形
ボーンとコントロール ポイント間の変換関係を編集するときに使う切り替えボタン。この関係は、[スキン](Skin)を適用したときに初期設定されます。関係を変更するには、[常に変形](Always Deform)をオフにして、オブジェクトまたはボーンを移動し、再度チェックマークを付けます。変換関係が更新されます。
[参照フレーム]
ボーンおよびメッシュが参照位置にあるフレームを設定します。

通常、これはフレーム 0 (ゼロ)です。フレーム 0 が参照フレームの場合は、フレーム 1 からアニメーションを開始してください。ボーンをメッシュに対して調整する必要がある場合は、タイム スライダをフレーム 0 に移動します。[常に変形](Always Deform)のチェックマークを消して、ボーンを正しい位置に移動してから[常に変形](Always Deform)にチェックマークを付けます。

移動した頂点を戻す
メッシュをボーン構造にリンクできます。通常、メッシュをボーン構造にリンクすると、ボーンを移動したときのメッシュの移動量が本来の 2 倍になります。これは、ボーンの移動によって 1 回、リンクによってもう 1 回移動されるためです。このオプションにチェックマークを付けることで、このような場合にメッシュが 2 倍移動されるのを防ぐことができます。
リジッドな頂点(すべて)
チェックマークが付いている場合、各頂点がボーンに効果的に割り当てられます。そのボーンのエンベロープは、ボーンに対して 100% の重みが割り当てられているかのように、最も影響を受けます。頂点の重みが複数のボーンに割り当てられず、スキン オブジェクトの変形がリジッドになります。このオプションは、重みの付いたポイントを変形できないゲーム エンジンで主に使用されます。
注: 複数のボーンに割り当てられた頂点の重み値は変化しないため、単に[リジッドな頂点(すべて)](Rigid Vertices (All))をオフにするだけで分配された重みの割り当てに戻ることができます。
リジッドなパッチ ハンドル(すべて)
パッチ モデル上で、パッチ ハンドルと結び目の重みを強制的に等しくします。
リンクするボーン数の制限
1 つの頂点に影響を与えるボーンの数を制限します。

[リセット](Reset)領域

選択された頂点をリセット
選択した頂点の重みをエンベロープの既定値にリセットします。頂点の重みを手動で変更した後で、必要に応じて重みをリセットするときに使います。
選択されたボーンをリセット
関連付けられた頂点の重みを、選択したボーンのエンベロープに対して計算された元の重みにリセットします。
すべてのボーンをリセット
すべての頂点の重みを、すべてのエンベロープに対して計算された元の重みにリセットします。
[保存](Save)、[ロード](Load)
エンベロープの位置やシェイプ、および頂点の重みを保存およびロードできます。異なるシステムの保存したファイルをロードする場合は、[エンベロープをロード](Load Envelopes)ダイアログ ボックスを使用して、入ってくるボーンを既存のボーンに一致させることができます。
マウス リリース時に更新
このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、マウス ボタンを押している間は更新が行われません。マウス ボタンを放したときに更新が行われます。このオプションを使うと、不要な更新を避けてワークフローを高速に保つことができます。
高速更新
レンダリングしていないときは、重み付き変形のビューポート表示がオフになり、リジッド変形が使用されます。
ボーン スケールを無視
このチェック ボックスにチェックマークが付けると、スキン メッシュがスケールされたボーンの影響を受けなくなります。既定値ではチェックマークが付いていません。
注: ボーンの長さをスケールするには、最初に[ボーン ツール フロータ](Bone Tools floater)ダイアログ ボックスの[オブジェクト プロパティ](Object Properties)ロールアウトで、[長さを固定](Freeze Length)チェック ボックスのチェックマークを消す必要があります。
アニメート可能なエンベローブ
[オート キー](Auto Key)が有効な場合に、すべてのアニメート可能エンベロープ パラメータ上でキーを作成できるかどうかを切り替えます。既定値ではチェックマークが付いていません。
注: これは、キー可能なトラックの設定には影響を及ぼしません。
すべての頂点にウェイト設定
このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、エンベロープの制御下にないすべての頂点に、それに最も近いボーンのウェイトを設定します。これは、手動で重み付けされた頂点には影響を及ぼしません。既定値ではチェックマークが付いています。
ヒント: 頂点のウェイト値を元に戻す場合は、[選択された頂点をリセット](Reset Selected Verts)([リセット](Reset)領域内)をクリックするか、ウェイト テーブルを開いて、選択された頂点の修正されたウェイトの状態を変更します。
ゼロ ウェイトを除去(Remove Zero Weights)
[ゼロウェイト削除の上限](Remove Zero Limit)値よりも低い場合に、そのウェイトから頂点を除去します。これは、ジオメトリ内に不要なデータが格納されないため、ゲームなどでスキン モデルを軽量化する場合に役立ちます。これは、ウェイト テーブルからもアクセスできます。
ゼロ ウェイト削除の上限
[ゼロ ウェイトを削除](Remove Zero Weights)をクリックしたときに、頂点からそのウェイトを除去するかどうかを決めるウェイトしきい値を設定します。既定値は 0.0 です。