スクリプト ワイヤリングを使用して、2 つの追加ロールアウト([データ チャネルからのワイヤリング](Wiring From Data Channels)および[データ チャネルへのワイヤリング](Wiring To Data Channels))で mParticles グルー バインド パラメータをデータ チャネルに接続することができます。
ワイヤリングされた接続を定義するには、いずれかのロールアウトの対応するチェック ボックスにチェックマークを付けて、チェック ボックスの下にあるボタンをクリックし、[新たに出力](Output New)サブオペレータを選択します。適切なデータ タイプ(通常は実数タイプ)があるサブオペレータだけを選択します。
インタフェース
データ チャネルからのワイヤリング(Wiring From Data Channels)
このロールアウトは、mParticles グルー テストに入力できるデータを定義します。
注: [データ チャネルからのワイヤリング](Wiring From Data Channels)を使用する場合、(
[新たに出力](Output New)サブオペレータを設定した)[データ](Data)オペレータは、同じイベント内の[mParticles ワールド](mParticles World)オペレータよりも前にある必要があります。このようにすると、シミュレーションが有効になる前に、データ チャネルからのデータを知ることができます。
- 距離のバインド(Bind Distance)
- 実数データ チャネルによって、パーティクルの[距離のバインド](Bind Distance)値が定義されます。
- ギャップのバインド(Bind Gap)
- 実数データ チャネルによって、パーティクルの[ギャップのバインド](Bind Gap)値が定義されます。データ チャネルからのデータは、([mParticles グルー](mParticles Glue) [パラメータ](Parameters)ロールアウトの)[ギャップのバインド](Bind Gap)がオンの場合にのみ考慮されます。
- 壊れやすさの最大フォース(Breakability Max Force)
- データ チャネルからの実数データは、([mParticles グルー](mParticles Glue) [パラメータ](Parameters)ロールアウトの)[フォースによる壊れやすさ](Breakable By Force)がオンの場合にのみ考慮されます。
- 壊れやすさの最大トルク(Breakability Max Torque)
- データ チャネルからの実数データは、([mParticles グルー](mParticles Glue) [パラメータ](Parameters)ロールアウトの)[フォースによる壊れやすさ](Breakable By Force)がオンの場合にのみ考慮されます。
- パーティクルごとの最大バインド数(Max Binds p/Particle)
- この整数データ チャネルによって、パーティクルごとの最大バインド数が定義されます。
- バインド グループ(Binding Groups)
- このオプションは、[mParticles グルー](mParticles Glue)の[パラメータ](Parameters)ロールアウトに表示されません。基本的に、パーティクルが異なるグループのパーティクルにバインドされることを防ぎます。グループは、[新たに出力](Output New)サブオペレータにより整数ペイロードで定義されます。[データ](Data)オペレータを使用して、整数をパーティクルに設定します。値が一致した場合、パーティクルをバインドすることができます。
- 距離のバインド(Distance Binding)
- [距離のバインド](Distance Binding)タイプは実数データ チャネルを使用しますが、各タイプの使用法は、[距離のバインド](Distance Binding)ロールアウトでバインドが[絶対値](Absolute)または[相対値](Relative)に設定されているかどうかに依存します。[絶対値](Absolute)の場合、データ チャネル値はワールド単位だと見なされます。[相対値](Relative)の場合、データ チャネルはパーセント値だと見なされます。データ チャネル値の 0 ~ 1 の範囲は、[相対 %](Relative%)パラメータ値の 0 ~ 100 の範囲に対応します。
- 最小距離制限(Minimum Distance Limit)
- 最大距離制限(Maximum Distance Limit)
- スプリング力係数(Spring Force Coefficient)
- スプリング ダンパー係数(Spring Damper Coefficient)
- オーバーストレッチ距離制限(Overstretch Distance Limit)
データ チャネルへのワイヤリング(Wiring To Data Channels)
このロールアウトは、mParticles グルー テストからクエリーできるデータを定義します。
注: [データ チャネルへのワイヤリング](Wiring To Data Channels)を使用する場合、対応する[データ](Data)オペレータは、イベント内の[mParticles グルー](mParticles Glue)テストよりも後にある必要があります。このようにすると、データが計算されて、[データ](Data)オペレータに対して計算済みのデータが用意されます。
また、[データ チャネルへのワイヤリング](Wiring To Data Channels)では、事前に[新たに出力](Output New)サブオペレータを用意する必要がありません。[見つからないデータ チャネルの作成](Create Missing Data Channels)ボタンをクリックし、[mParticles グルー](mParticles Glue)オペレータで新しいデータ チャネルを作成します。この手順は、[変化量](Amount Change)サブオペレータで新しいデータ チャネルを作成する手順に類似しています。
- アクティブ バインド数(# Active Bindings)
- パーティクルが現在持っている有効なバインドの数を示す整数データ チャネルです。
- ブレークされたバインド数(# Broken Bindings)
- 最後のインテグレーション ステップ時にブレークされたバインドの数を示す整数データ チャネルです。
注: この値は累積値ではありません。最後のインテグレーション ステップのみに対する値です。累積値が必要な場合は、独自のデータ チャネルを構成して、このチャネルから値を累積値に追加し続けてください。
- フォースによるブレーク数(# Broken by Force)
- [最大距離](Maximum Distance)または[mParticles ソルベント](mParticles Solvent)オペレータによってブレークされたバインドではなく、フォースによってブレークされたバインドのみに適用されます。[ブレークされたバインド数](# Broken Bindings)の場合のように、現在のインテグレーションのみに適用されます。
- 平均バインド長さ(Average Binding Length)
- 現在のフレームにある各パーティクルのすべてのアクティブ バインド平均長を含む実数データ チャネルです。
- 最小バインド長さ(Minimum Binding Length)
- パーティクルのすべてのアクティブ バインドの最小長です。
- 最大バインド長さ(Maximum Binding Length)
- パーティクルのすべてのアクティブ バインドの最大長です。
- 平均ブレーク衝撃(Average Breaking Impulse) (フォースによってブレークされたバインド用)
- 現在のフレームにある各パーティクルのバインドをブレークした平均フォース値を提供する実数データ チャネルです。
- 最大ブレーク衝撃(Maximum Breaking Impulse) (フォースによってブレークされたバインド用)
- 現在のフレームにある各パーティクルのバインドをブレークした最大フォース値を提供する実数データ チャネルです。
- 見つからないデータ チャネルの作成(Create Missing Data Channels)
- このボタンをクリックして、[mParticles グルー](mParticles Glue)オペレータによって生成されたデータのチャネルを作成します。新しいデータ チャネルには、既定の名前が付けられます。この名前を変更するには、データ チャネル ボタンの右側にある[編集](Edit)ボタンをクリックします。