2D マッピングされたマテリアル(または 2D マップを含むマテリアル)を割り当てられたオブジェクトには、マッピング座標が必要です。この座標は、マップがマテリアルに投影される方法を指定し、「デカール」として投影されるのか、タイリングされるのか、あるいはミラーリングされるのかを指定します。マッピング座標は、UV または UVW 座標とも呼ばれます。これらのアルファベットはオブジェクト自体の空間での座標を示しています。これに対し、XYZ 座標はシーンを全体とした座標です。
マッピング座標(サーフェスに対してローカルな U 軸と V 軸)
[マッピング座標を生成](Generate Mapping Coordinates)パラメータのあるオブジェクトはレンダリングに最適です。これは既定ではオンに設定されていますが、オフに設定されている場合に、マッピングされたマテリアルをオブジェクトが使用すると、レンダリング時に 3ds Max が警告を表示します。
編集可能なメッシュなど、自動マッピング座標を持たないオブジェクトもあります。この種のオブジェクトには、[UVW マップ](UVW Map)モディファイヤを適用して座標を割り当てることができます。
既定値のマッピングで納得のいくマテリアルができた場合、マッピングを調整する必要はありません。調整が必要な場合は、マップの[座標](Coordinates)ロールアウトを使用します。代表的な座標パラメータのセットは 2 種類あります。1 つはビットマップなどの 2D マップに、もう 1 つはノイズなどの 3D マップに使用します。