メニュー バーは、メイン ウィンドウのタイトル バーの下部に直接表示されます。各メニューのタイトルから、メニュー内のコマンドの目的が分ります。
3ds Max には 2 つのメニュー システムが含まれています。標準メニューと呼ばれる既定のメニューは、3ds Max 2014 以前の 3ds Max バージョンを使用したことがあればなじみのあるものです。·または、「拡張メニュー」セクションで説明されている、拡張メニューを使用することもできます。
既定の標準メニューは、このセクションで説明するように、Windows 標準の規則に従います。拡張メニューは同じ規則に従い、「拡張メニュー」で説明されている追加機能を提供します。
メニュー バーからメニューを開くには、[編集](Edit)や[カスタマイズ](Customize)などのメニューの名前をクリックします。メニューは、コマンド、サブメニュー、またはパネルのリストとして開きます。サブメニューを開くには、その名前をポイントします。コマンドを呼び出すには、その名前をクリックします。
ほとんどのメニュー名には、マウスまたは他のポインティング デバイスの代わりに使用できる、下線付きのアルファベット([Alt]キーを押しながら押す)が表示されています。[Alt]キーを押しながらそのアルファベットのキーを押すと、メニューが開きます(そのキーの組み合わせがキーボード ショートカットに割り当てられている場合を除く)。
メニューを開くと表示されるコマンドの一部にも、下線付きのアルファベットが含まれています。メニューが開いている間にそのアルファベットを押すと、コマンドが起動します。キーボードでメニューを操作する際には、矢印キーを使用してハイライト表示を移動したり、[Enter]キーを押してコマンドをアクティブにできます。
後ろに省略記号 (...) が付いたメニュー コマンドは、ダイアログ ボックスが表示されることを示しています。
後ろに右向きの三角形が付いたコマンド名は、名前をポイントするとサブメニューが開くことを示しています。
コマンドにキーボード ショートカットがある場合は、メニューのコマンド名の右にそれが表示されます。
([レンダリング設定](Render Setup)などの)メニュー コマンドのオン/オフ切り替えが可能で、パネルがテキスト表示のみに設定されている場合(拡張メニューの場合のみ)、チェック マークはその状態を示します。つまり、チェック マークが存在する場合は、コマンドがアクティブであることを意味します。
[レンダリング設定](Render Setup)メニュー エントリには、[レンダリング設定](Render Setup)ダイアログ ボックスが開いていることと、キーボード ショートカット: [F10]を示すチェック マークが表示されます。
3ds Max システム(メニューとアクション)全体で特定のコマンドを検索するには、メニューを開かずに[X]キーを押します。これにより、マウス カーソルの位置に、小さな[すべてのアクションを検索](Search All Actions)ダイアログ ボックスが表示されます。検索する文字列を入力すると、検索ダイアログ ボックスからドロップダウン リストが開き、一致するアクションが表示されます。アクションを選択するには、その名前をクリックします。検索フィールドをクリアするには、検索ボックスの右端にある[X]アイコンをクリックします。検索を終了するには、コマンドを選択し、検索インタフェースの外側をクリックするか、[Esc]キーを押します。
グローバル検索フィールドにテキストを入力すると、一致するすべてのアクションが表示されます。
この機能は、拡張メニュー システム内の[ヘルプ](Help)メニューの[ヘルプ](Help)パネルで、[3ds Max コマンドの検索](Search 3ds Max Commands)としても使用できます。
オプションの拡張メニュー システムは、改善された既定のレイアウト編成、設定可能な表示、関連するヘルプ トピックにリンクする詳細なツールチップ、ドラッグ & ドロップ メニュー カテゴリ、および、キーボードでメニュー コマンドを検索する機能を備えています。
拡張メニューにアクセスするには、クイック アクセス ツールバーのクイック アクセス ツールバー[ワークスペース](Workspaces)ドロップダウン リストを開き、[既定で拡張メニューを使用](Default With Enhanced Menus)を選択します。
拡張メニュー システムで使用可能な機能のリストを次に示します。
[モディファイヤ](Modifiers)メニューのこの部分的なビューでは、[編集/変換}(Edit/Convert)パネルと[選択](Selection)パネルが折りたたまれ、[スプライン](Spline)パネルが展開されています。
折りたたまれたパネルのタイトルをポイントすると、それがサブメニューとして開きます。
スクロール バーを使用して、メニュー バーの隠れた部分を表示します。
[モディファイヤ](Modifiers)メニューで「mesh」に一致するコマンドを検索
[パーティクル フロープリセット マネージャ](Particle Flow Preset Manager)という名前は、省略記号で短縮されます。
拡張メニュー パネルのフローティングとドッキングを行う方法や、表示モードを変更する方法については、次のビデオを再生してください。