コマンド ライン レンダリング

コマンドライン レンダリング ツールを使用すると、MAX ファイルのパラメータを手動で操作せずにバッチ レンダリング ジョブを実行できます。[スタート](Start) [ファイル名を指定して実行](Run)ダイアログ ボックスから簡単な、ワンショット レンダリング ジョブをサブミットできます。バッチ ジョブは、MyRender.batMyRender.xml のようなテキスト ファイルを使ってレンダリングできます。テキスト ファイルを編集する機能は、このツールの能力向上に貢献しています。バッチ設定をテキスト エディタで開いて編集するだけで、レンダリング パラメータや出力フォーマットをすばやく変更することができます。

コマンドライン レンダリング ツールは、プログラムのインストール フォルダにある 3dsmaxcmd.exe プログラムで提供されます。

単一のワークステーションでレンダリングされたコマンドライン レンダリング ジョブをサブミットしたり、ネットワーク レンダリングの利点を活用して、Backburner ユーティリティで複数のシステム上のジョブを管理することもできます。

バッチ レンダリング ツールでも、コマンドライン レンダリングで使用できる BAT ファイルを迅速に作成できます。バッチ レンダリング ツールを使用すると、特定のパラメータ、レンダリング プリセット、またはシーン ステートの自動ロードで、カメラ タスクのキューを作成できます。キューが完成したら、タスクを BAT ファイルに書き出すことができます。このファイルは、¥scenes フォルダに保存されます。

警告: コマンドライン レンダリングはプロフェッショナル向けの機能なので、操作によっては損害の発生する可能性があります。ドライブ上の既存のフレームを上書きする場合など、間違いの発生する可能性を知らせるメッセージや警告のダイアログ ボックスは表示されません。