アクティブな足跡の位置またはタイミングを変更すると、それに伴って Biped のアニメーションも変更されます。Biped は新しいタイミングで新しい位置の足跡に沿って移動するようになります。
足跡を一時的に非アクティブ化すると、足跡が変更されるときにアニメーションに加えられる変更が中断されます。非アクティブ化された足跡を移動したり、タイミングを変更しても、Biped は、足跡を非アクティブ化する前と同じモーションを実行します。
足跡のタイミングや位置に変更を加えるときは、足跡を非アクティブ化する必要があります。
足跡を選択し、[足跡操作](Footstep Operations)ロールアウトの ([足跡を非アクティブ化](Deactivate Footsteps))をクリックすると、足跡が非アクティブになります。
足跡に変更を加えた後、[足跡操作](Footstep Operations)ロールアウトの ([非アクティブな足跡のキーを作成](Create Keys For Inactive Footsteps))をクリックします。これにより Biped のキーが再作成され、Biped が足跡に沿って動作するようになります。
アクティブな足跡は薄い色、非アクティブな足跡は濃い色で表示されます。ビューポートの足跡アイコンとドープ シートの足跡キーの両方でこのように色分けされます。
さまざまな状況で、アクティブにした足跡を非アクティブにする必要が生じます。
足跡の最も効率的な操作プロセスは、足跡を非アクティブ化して変更を加え、再度足跡をアクティブ化し、アニメーションを再生して変更内容を確認し、足跡のタイミングと位置が正しくなるまでこのプロセスを繰り返す方法です。しかし、足跡を非アクティブ化し、再度アクティブ化すると、すべての Biped のキーが現在の足跡のパターンとタイミングの既定のアニメーションと置き換えられます。
このため、まず最初に足跡を操作することをお勧めします。この場合、上半身のアニメーションは無視して、足跡を必要に応じて非アクティブ化および再アクティブ化して作業を進めます。足のモーションが完成またはそれに近い状態になってから、Biped アニメーションを手動で調整します。そうしないと、足跡を非アクティブ化し、再度アクティブ化するたびに、手動で加えた変更内容が無効になってしまいます。
[足跡を非アクティブ化](Deactivate Selected Footsteps)をクリックすると、選択された足跡だけが非アクティブになります。既定のアニメーションに変更を加えていない場合は、すべての足跡を非アクティブ化することをお勧めします。しかし、アニメーションに変更を加えている場合、またはアニメーション キーを追加している場合は、一部の足跡のみを非アクティブ化します。
現在非アクティブな足跡がある場合、足跡に対する変更が制限されます。
足跡を非アクティブにするには:
連続した足跡を選択してください。連続していない足跡を非アクティブにすることはできません。
これで、足跡が非アクティブになります。ビューポートとドープ シートの足跡の色が濃い色に戻ります。