[基本設定](Preference Settings)ダイアログ ボックスの[インバース キネマティック](Inverse Kinematics)パネルで、適用済みおよびインタラクティブの両方のインバース キネマティック オプションを設定します。
IK モードでの作業中に、リンクしていないオブジェクトの変換を防ぐには:
リンクされていない単独のオブジェクトは、階層内の唯一のオブジェクトです。リンクされていないオブジェクトは、それ自体ルートであり、ワールドの子でもあるため、[常にワールドの子を変換](Always Transform Children Of The World)チェック ボックスのチェックマークを消すと、IK モードのとき、単独のオブジェクトは変換されなくなります。
しきい値と反復の設定で、精度と速度はトレードオフの関係にあります。2 つのグループの設定を使って、インタラクティブ IK と適用された IK の動作を個別に調整することができます。インタラクティブ IK はすばやくリアルタイムで応答が得られるため、速度を重要視する場合はインタラクティブ IK の基本設定を設定します。適用された IK では、従属オブジェクトに正確に一致するような IK ソリューションが行われます。このため、精度を重要視する場合は、適用された IK の基本設定を設定します。
たとえば、IK チェーンのルートがワールドの子であり、チェーンの端(ルート オブジェクト自体は選択されていない状態)でオブジェクトを操作している場合、3ds Max はルート オブジェクトに設定されたすべてのコンストレイントの影響を受けます。 ただし、ルート オブジェクトを選択して移動しようとする場合、このオブジェクトのコンストレイントは無視されます。