壁面滑り解析の設定作業

壁面滑り解析を設定するには、リボン UI の [ホーム]タブ上のボタンの順序に従うか、[スタディ タスク]ペイン内の項目の順序に従います。3D モデルを使用して、充填を含む解析順序を選択していることを確認します。

注: 効果を最大限にいかすために、壁面滑り解析を設定する際に考慮すべき推奨事項がいくつかあります。

プロセス設定に移動したら、壁面滑り解析を有効にするためには、次のようにします。

  1. [プロセス設定ウィザード]ダイアログ ボックスで、[アドバンス オプション]ボタンが表示されるまで、必要に応じて[次へ]をクリックします。
  2. [アドバンス オプション]をクリックします。
  3. [ソルバー パラメータ]に関連付けられている[編集]ボタンをクリックします。
  4. [充填+保圧解析]タブで、[壁面滑りのシミュレーション][はい]に設定してから、[壁面滑りパラメータの編集]をクリックして、材料データを入力します。
  5. ジェッティングを改善するには、[慣性効果のシミュレーション]オプションをオンにします。
  6. [充填パラメータ]をクリックして、[タイムステップあたりの最大充填体積 %]を既定の 4% ではなく 1% に変更します。

[スタディ タスク]ペイン内のすべての項目にチェック マークが付いていれば、解析を開始する準備ができています。

設定作業 解析テクノロジ
成形プロセスの選択
モデルのメッシュ生成
解析前のメッシュのチェック
充填を含む解析順序の選択
壁面滑り解析用に特徴付けておいた材料の選択
射出位置の設定
速度/圧力切り替え点の設定
プロセス設定の入力
壁面滑り解析の有効化