[結果の照会]タブの[照会]パネルに[その他の結果]ドロップダウン メニューがあります。このメニューの各コマンドでは、選択したモデル エンティティの結果がテーブル形式でリストされます。テーブルには、節点番号、節点 X、Y、Z の座標、各種方向での結果コンポーネント、およびいくつかのサマリー情報がリストされます。サマリーには、各結果列の最小値および最大値、および合計が表示されます(該当する場合)。場合によっては、部品番号および/または要素番号も表示されます。テーブルの内容は下記および使用可能な各コマンドの詳細が記載されたサブトピック ページに記載されています。このドキュメントでは、使用可能な 5 つのコマンドが、次の 3 つのカテゴリに分類されています。
[ その他の結果]コマンドすべてに共通の機能
次の出力データ、オプション、ボタンは、[その他の結果]の 5 つのコマンドすべての結果テーブルに表示されます。
- [節点番号]: この列には、現在の選択セットに関する節点番号がリストされます。節点番号は、解析プロセスのモデル デコード時に割り当てられます。モデルの各節点には、一意の ID 番号があります。メッシュ マッチングおよび接触オプションによっては、部品の境界に複数の一致する節点が存在することがあります。
- [X 座標]、[Y 座標]、[Z 座標]: これら 3 つの列には、それぞれ、現在の表示単位を使用して、節点の X、Y、Z 座標がリストされます。値は、指定した各節点の、荷重が適用される前の変位していない(つまり、元の)位置を表します。結果環境で代替座標系が現在アクティブであっても、テーブル内の節点の座標は常にグローバル座標系に基づきます。
- [非表示要素の結果を含む]: このオプションをオフにすると、非表示の要素の効果は、テーブルから除外されます。
ヒント:
- 内部要素は、既定では非表示です。さらに、個々の要素または部品を非表示にすることができます。どちらの場合も、このオプションがオフの場合、非表示の要素は無視され、このオプションをオンにすると表示されます。
- 1 つの節点で複数の結果が発生することがあります。節点を共有する各要素は、共有されている節点の位置で独自の結果を生成します。これら複数の結果は、別々に表示されることもあれば(平滑化がオフの場合)、1 つのレポートされた結果に影響することもあります(平滑化がオンの場合)。
- [クリア]: 現在選択されているすべてのエンティティを選択解除して空のテーブルを生成するには、このボタンをクリックします。
注: 1 つまたは複数の他のエンティティを、視覚的に選択したり、[指定]ボタンを使用して選択することもできます(下を参照)。このアクションにより、以前の結果がクリアされ、テーブルには新しい選択セットに対する結果が表示されます。普段と同様に、既存の選択セットを変更することもできます。エンティティの選択状態を切り替えるには、[Ctrl]キーを押しながらクリックします。エンティティを追加するには[Shift]キーを押しながらクリックし、エンティティを除去するには[Ctrl]+[Shift]を押しながらクリックします。
- [値を保存]: テーブルに表示されている結果を出力ファイルに保存するには、このボタンをクリックします。次の 2 つのファイル拡張子から選択します。
- ファイルを出力(*.out)
- 読点で仕切る値のファイル(*.csv)
両方ともプレーン テキスト ファイルで、テーブルの 1 行が表の 1 行になり、値はカンマで区切られます。ファイル拡張子 *.csv は Microsoft® Excel が認識します。便利なように、ファイル拡張子 *.out を選択したテキスト エディタ(Windows® の[メモ帳]など)に関連付けることができます。
選択したフォルダに移動し、ファイル名(既定はモデル名)を指定して[保存]をクリックします。
- [レポートに保存]: このボタンは、出力ファイル(*.out)をフォルダ {モデル名}.ds_data¥x (x は現在の設計シナリオの番号)に保存します。また、カンマ区切りテキストを現在の設計シナリオの HTML レポートの末尾に自動的に追加します。
- [指定]: このボタンは、[節点を指定]ダイアログを表示します。このダイアログで、次の 2 つの方法のいずれかを使用して、リストする節点を指定することができます。
- [節点番号]: 1 つまたは複数の節点番号を入力します(複数入力する場合は区切りにカンマを使用)。
- [位置]: 空間内の点の [X]、[Y]、[Z]座標を入力します。点は、実際の節点の位置に対応する必要はありません。また、[半径]を入力して、指定した点を中心とする球状ゾーンを定義します。この球状ゾーン内に位置するすべての節点は、選択されてテーブルにリストされます。
注: [その他の結果]メニューでコマンドを選択する前に、節点、表面、エッジ、要素、部品を選択することも、コマンドをクリックした後にエンティティを選択することもできます。選択したエンティティのタイプに関係なく、選択セットに関連する節点の結果がテーブルにリストされます。たとえば、エッジまたは表面を選択した場合、選択したエッジまたは表面に沿ったすべての節点がテーブルにリストされます。
テーブルのソート
既定では、結果は最初、節点番号が昇順でソートされます。ソート基準を変更するには、ソートする列の見出しセルをクリックします。並び順を反転(昇順を降順に、または降順を昇順に)させるには、ソート基準として既に選択されている列の見出しセルをクリックします。たとえば、Z 座標を降順にソートしている場合、[Z 座標]列を 1 回クリックすると Z 座標が昇順にソートされ、もう 1 回クリックすると順序が反転します(降順になります)。