概要 - 新旧詳細コンポーネント データベースを合成する

前バージョンの AutoCAD Architecture に付属していた既定の詳細コンポーネント データベースの 1 つを変更していて、その変更を現在のバージョンの対応するデータベースに移行したい場合は、詳細コンポーネント/キーノート データベース マイグレート ユーティリティを使用して移行することができます。

重要: AutoCAD Architecture 以降、ソフトウェア付属の US 詳細コンポーネントとキーノート データベース標準では、CSI MasterFormat 2004 が使用されています。詳細コンポーネント/キーノート データベース マイグレート ユーティリティでは、(Autodesk Architectural Desktop 2007 および旧リリースにおける) CSI の MasterFormat 95 標準を使用するデータベースからのカスタマイズの移行はサポートされていません。このユーティリティを使用すると、旧データベースからカスタム レコードが正しく移行されず、新しいデータベースのレコードが MasterFormat 95 のデータで誤って変更される可能性があります。MasterFormat 95 データベースを AutoCAD Architecture の現在のバージョンで使用したい場合は、ロードすることができます。旧データベースは、旧版のコンテンツに配置する必要があり、正常に機能させるためには、そのコンテンツのフォルダ構造を維持することが必要です。旧式の詳細コンポーネント データベースは、2008 以降の米国の詳細コンテンツでは機能しません。同様に、旧式のキーノート データベースでは、2008 以降の米国の詳細コンテンツにキーノートは自動的に作成されません。前バージョンの詳細や、前バージョンの図面の詳細を使用して挿入された詳細コンポーネントにのみキーノートは作成されます。詳細コンポーネント/キーノート データベース マイグレート ユーティリティは、CSI の MasterFormat 95 のデータベース間でレコードを移行するためには従来どおり使用できます。