アンダーカット - サイド ミルでアンダーカットを加工します。アンダーカット を選択すると、加工サイド タブが表示されます。
平坦部を認識 オプションを選択した場合、アンダーカット を利用することはできません。
連続スパイラル - 加工中、工具がサーフェスから離れないようにします。
連続スパイラル を選択してサーフェスと常に接触するツールパスにすることで、サーフェスへのアプローチやサーフェスからのリトラクトで発生するドウェル マーク、または、傷を防ぎます。
通常の等高線仕上げツールパスは、次のように一定の Z 高さでパスを作成します。工具は、等高線と等高線との間でサーフェスに沿ってリトラクトするか、送られます。
連続スパイラル を選択すると、ツールパスが一連のスパイラルに変化します。工具の Z 高さは一定ではなくなります。
下から加工 - サーフェス フィーチャーを、下から上に加工します。選択解除されている場合、上から下に加工します。
リマシニング - リマシニング ダイアログを表示します。
領域フィルター
非安全領域を除去 - センター カットではない工具を使用している場合、小さなツールパス セグメントを除去して工具の損傷を防ぎます。小さなポケットの加工の際に小さなセグメントを除去しておくことで、工具のセンターカットではない部分と、加工できない材料とが干渉しないようにします。非安全領域の除去で、狭い領域を、細かな工具異動で加工しないようにします。
基準工具直径 - 指定の工具直径の割合に満たないセグメントを(それらのセグメントがボスを囲んでいない限り)除去します。
閉じた領域のみ除去 - しきい値 よりも小さな、閉じた領域のセグメントを削除します。
ホルダー干渉をクリップ - ホルダーやシャンクが、パーツ サーフェス、チェック サーフェス、加工されていないストックと干渉する場合、その箇所のツールパスをトリムします。選択した場合、工程の フライス加工 タブに ホルダー クリアランス と シャンク クリアランス プロパティが表示されます。
ストックを最大限に加工 - ホルダー干渉をクリップ とともに使用して、ホルダーの干渉を回避しながら可能な限り多くのストックを加工します。これにより、リトラクトの回数を抑えたツールパスでサーフェスをより滑らかに仕上げ、加工時間を短縮します。ただし、パーツによってはエアー カットが増えてしまう場合もあります。
等高線仕上げでの領域フィルターの例
このキャビティ パーツには、小さなポケット(赤)があります。
次は、非安全領域を除去 を選択していない場合の、(等高線荒加工の後の)等高線中仕上げの 3D シミュレーションです。
ポケットの底部は工具直径よりわずかに大きいだけで、この領域での工具移動はほぼ不可能です。工具のセンターカットではない部分では、ポケット底部を加工することができません。
次は、非安全領域を除去 を選択し、基準工具直径 を 80 % に設定した場合のシミュレーションです。
小さなポケット領域が、ツールパスから除去されています。これにより、工具を保護して損傷を防ぎます。