概要

このリリースでは、製品の複雑な設計課題の解決や作業時間の短縮に役立つ数多くの機能強化が提供されています。

Inventor 2022 リリースには Autodesk Account からアクセスします。

Inventor 2022 で導入された機能強化:

顧客のリクエストに基づく改善: Autodesk Inventor 2022 は、お客様や Inventor ユーザコミュニティからのリクエストに基づいて、継続的に機能強化を行っています。「新機能の紹介」で Inventor® Ideas の投稿というラベルが付いている改良点は、リクエストに対する直接的な結果として提供された新機能を示します。Inventor Ideas
プロフェッショナルレベルの機能の継続的な提供: Autodesk Inventor 2022 は、ますます大規模で複雑になっていくデザインの生産性を高めるために、顧客の要望に継続的に対応します。
連携ワークフロー: Autodesk Inventor 2022 では、Revit、Fusion 360、およびその他のアプリケーションの間の相互運用性が拡張され、作業を完了させるのが今までより簡単になりました。

新機能の詳細については下記を参照してください。

プロフェッショナルレベル

モデル状態、グラフィックスのパフォーマンス、インスタンスプロパティ、図面の機能強化など、最も要望の多かったいくつかの機能強化が Inventor 2022 に追加されました。

モデル状態: 同じパーツまたはアセンブリファイル内に製造状態、簡略化レベルなどを作成します。
インスタンスプロパティ: 個々のコンポーネントインスタンスにプロパティを割り当てます。
陰影付きのビューの機能強化: 図面内のモデルの照明スタイルを使用します。
図面ビューのオプション: カメラビューと 3D 注記を抽出します。
パフォーマンス: 多くの領域でパフォーマンスが向上しました。
iLogic: モデル状態とインスタンスプロパティ、およびその他の新機能をサポートします。
文字の書式設定: ダイアログのコントロールが統合されます。
オブジェクトをコピー: ウィンドウ選択をサポートします。

詳細については、「モデル状態」、「インスタンスプロパティ」、「陰影付きの図面ビューの機能強化」、「図面ビューのオプション」、「パフォーマンスの向上」、「iLogic の機能強化」、および「一般的な機能強化」を参照してください。

Inventor のエクスペリエンス

オートデスクでは、ユーザが各コマンドを使用するタイミングと使用方法を理解するために多くの調査を行ってきており、プロセス全体の効率を高める方法を継続的に探しています。Inventor 2022 では、フィレット、拘束、モデルの簡略化など、最も使用されるコマンドのフィードバックを使用してエクスペリエンスが強化され、Inventor をこれまで以上に簡単に使用できるようになりました。

フィレット: より効率的なワークフローのために、ダイアログボックスがプロパティパネルに置き換えられました。
完全拘束通知: コンポーネントブラウザノードは拘束状態を示します。
簡略化: [シュリンクラップ]および[シュリンクラップ代替]は合理化されたワークフローに代わり、[簡略化]コマンドが新たに導入されました。
プロパティパネルの機能強化
- ドッキング可能なツールパレット。
- 警告通知は、条件をブロックする警告を表示します。
新機能をハイライト: 通知の明確性が向上しました。

詳細については、「パーツの機能強化」、「拘束の機能強化」、「新しい[簡略化]コマンド」、「一般的な機能強化」を参照してください。

連続

オートデスクでは、チーム間を結びつける方法を継続的に探しています。Revit での Inventor モデルの簡略化と共有を改善する機能が追加されました。また、市場において設計と製造の間の受け渡しを最適化する要望が高まっていることに伴い、オートデスクは長年にわたってさまざまな製造機能に投資してきました。Moldflow、HSM、Magestic、Netfabb、および Delcam の各製品が主な例です。オートデスクでは、これらの機能の多くを Fusion 360 に統合する作業を開始しており、Inventor の強力な設計機能と併用しやすくしています。数回のクリックで Inventor パーツを Fusion 360 にコピーして、製造エンジニアや作業現場とコラボレーションを行うことができます。

Revit の相互運用性: 新しい専用ワークフローにより、RVT エクスポートの一部としてモデルを簡素化できるようになりました。
Fusion 360 の相互運用性: 新しいワークフローにより、Fusion Team や Fusion 360 とパーツファイルを簡単に共有できるようになりました。
QIF のサポート: 新しい QIF エクスポートオプションにより、PMI データを含む Q(品質)I(情報)F(フレームワーク)ファイルをエクスポートすることができます。

詳細については、「Revit (RVT)にエクスポートする」、「Inventor から Fusion 360 へ」、「QIF へのエクスポート」を参照してください。

お客様の要求に基づく改善

お客様のフィードバックは Inventor チームにとって非常に重要です。お客様のフィードバックと製品の改善に関するリクエストをお待ちしています。次のコミュニティに参加して、フィードバックを Inventor チームにお寄せください。

2022 の新機能のトピック