光源を追加、調整する

モデルに追加した各光源は、[Autodesk レンダリング] ウィンドウの[光源]タブに、名前とタイプ別に一覧表示されます。太陽と空の光源は含まれていませんが、太陽と空のプロパティは[環境]タブで調整することができます。

[光源]ビューで光源を選択すると、その光源が[シーン ビュー]でも選択されます。反対に、[シーン ビュー]で選択した光源は[光源]ビューでも選択されます。リスト内にある光源のプロパティは、ファイルごとに保存されます。モデルで光源を選択した後、ギズモを使用して、光源を移動したり、その他のプロパティ(スポット ライトのホットスポット、フォールオフ円錐など)を変更することができます。光源の設定は、[プロパティ]ビューで直接調整することもできます。光源のプロパティを変更しながら、モデルで効果を確認することができます。

注: 既定では、最大 8 つの光源がモデル内で使用されます。光源が 8 つを超える場合、これらのオプションをオンにしてもモデルには適用されません。必要に応じて、[オプション エディタ]を使用して、無制限の数の光源を使用することもできます。

フォトメトリック光源

フォトメトリック光源は、現実世界にある光源をより正確に定義できるフォトメトリック(光エネルギー)値を使用します。

Autodesk Navisworks は、点光源、スポット ライト、配光光源のフォトメトリック光源ワークフローをサポートしています。配光、強度、色温度、およびその他の現実世界にある光源の特性を設定することができます。配光光源の場合は、照明メーカーから入手可能な特定のフォトメトリック ファイル(IES 標準ファイル形式)を読み込み、市販されているライトに基づいた光源を設計をすることができます。IES ファイルを使用しない場合、配光光源を使用すると点光源を使用した場合と同じ効果が得られます。

注: フォトメトリック ワークフローは、遠隔光源ではサポートされていません。

光源単位

Autodesk Navisworks では、国際(SI)規格および米国規格の両方の光源単位がサポートされています。両方の光源単位をフォトメトリック ワークフローで使用することができます。米国単位が国際単位と異なる点は、照度の値がルクスではなくフートカンデラで表される点です。

光源単位は、元の CAD ファイルから読み込まれ、変更する場合は元のファイルを編集し、Autodesk Navisworks で再度ファイルを開く必要があります。