[拡張距離オプション]ページを使用して、放電領域をベースに取り付けるための電極の拡張距離を指定します。電極ウィザードのこのページは、値が電極のどのパーツのものなのかを示すために色分けされています。
この図は、ソリッド ワークピース(グレー)に配置された電極(黄)を示しています。拡張距離(青)は、矢印で表示されます。
放電領域の拡張オプションは、すべての電極に適しているわけではありません。[プレビュー]ボタンを使用して、電極のオプションをテストします。
放電領域
拡張
通常の拡張方法は、リブのエッジの角度が、臨界ではないクリアランス領域の電極に角度付きのフェースを作成するため、希望の仕上りにならないこともあります。
[ボックスまで増大]オプションは、より適切な形状の電極を作成します。
リブのエッジ曲率が大きいほど、[ボックスまで増大]の効果は顕著になります。
[サーフェス内部]: 放電領域の下地サーフェスのラテラルまたはロンジット方向沿いに拡張します。
拡張の内部カーブは Z 軸にアラインされますが、拡張自体は放電領域との接線連続性を保持します。そのため、このオプションは XY 平面に水平なフェースの拡張には不適切になります。
このオプションは、直立凸面の加工時に最適です。このオプションを使用しない場合、鋭いエッジが作成されてしまいます。次図では、そのような領域を示しています。矢印が拡張方向を示します。
分割サーフェスオプション:
その他のオプション:
放電領域
このオプションは、エッジがフィレットされている領域の加工にも適しています。
放電領域の上
拡張領域の上
ブロックの上
最小 Z 距離の上
クリアランス距離には、負の値を入力することができます。ベースが作成されると、Electrode は自動トリムを実行して、ベースとソリッドが干渉しないようにします。負の値が十分に低い場合、ベースがソリッドの上部と一致する電極を作成することができます。これは、オフセットベース電極 と呼ばれます。
拡張領域の上
拡張距離
このオプションでは、クリアランス距離に負の値を使用することはできません。クリアランス距離が放電領域よりも低い場合、オフセットベース電極が作成されます。
または、 ボタンをクリックして、電極ウィザードを終了します。電極がソリッドとして作成され、選択された状態のままになります。ソリッドの編集や、ウィザードの再開始を行うことができます。これにより、ソリッドは電極として登録されます。