一般的な電極オプションを指定するには

[一般オプション]ページを使用して、電極に関する一般オプションを指定します。グラフィックス ウィンドウには、オプションとともに電極のグラフィックが表示されます。

  1. 電極の名前を入力します。これは、電極が作成されるレベルの名前にもなります。
  2. 電極のレベルを含むグループの名前を入力します。

    レベルに現在名前が付けられていない場合にのみ、グループ名を入力することができます。[レベル]ボックスには、電極が作成されるレベルの番号が表示されます。レベルに現在名前が付けられていない場合、[名前]ボックスのストリングを使用して名前が付けられます。

  3. 干渉を回避するには、[干渉ギャップ]ボックスに値を入力して、電極ベースとアクティブ ソリッドの間のギャップを指定します。干渉を回避するため、電極ベースは自動的にトリムされます。

    - トリムされた電極

    - 干渉ギャップ

    注: このオプションは、電極ウィザード外部で作成された電極には使用することができません。
  4. 最初の ボタンをクリックして、設定シートに含める追加詳細を指定します。
  5. [軌道タイプ]リストからオプションを選択し、軌道パターンを指定して、EDM 処理中のマシン ヘッドの移動をコントロールすることができます。移動には、電極間の寸法の差異(アンダーサイズに加工)と、ワークスペースに必要な実際のキャビティが考慮されます。
  6. [フィルイン作成]を選択して、電極の放電領域をカバーするフィルイン サーフェスを作成します。フィルイン サーフェスは、電極と同じグループ内にある電極フィルイン サーフェスと呼ばれるレベル上に作成されます。
  7. [設定シート作成]を選択して、電極の設定シートを作成します。デフォルトで、2 つの設定シートが作成されます。
    • 加工(電極詳細)シート: 加工用設定シートは、各電極に対して作成されます。デフォルトで、寸法が表示された電極のアイソビューが記載されています。左下には、電極の回転と原点も表示されています。
    • EDM (GA)シート: EDM 設定シートには、モデルの上面ビューとモデル内の電極が記載されています。バルーンが各電極の原点と回転をマークします。このシートは電極を作成する度に更新され、該当モデルの全ての電極を表示する設定シートが生成されます。
    • 図面設定を構成することにより、必要に応じて設定シートを変更することができます。

  8. 2 番目の ボタンをクリックして、作成する設定シートを指定します。