部屋割り当てタイプで、部屋の名前を事前に設定した面積の定義に割り当てる方法について説明します。
各プロジェクト標準では、適切な言語で個別に事前定義された部屋の割り当てが必要です。これらはプロジェクト標準(国際規格または DIN 規格)によって定義されます。
面積計算によって、
Areabook 固有のデータを含む部屋タグがある既存の部屋それぞれにラベルが適用されます。プロジェクト標準に基づいて事前定義された部屋の名前の包括的なリストは、部屋割り当てファイルに含まれています。
- 面積計算でファイル内にその部屋の名前が見つかった場合は、特定のデータがタグに追加されます。
- 対応する名前がない場合、その部屋では定義されていないものとして面積の割り当てが適用されます。
正確な部屋タグを適用するには、次のように操作する必要があります。
- Revit の部屋を作成する際に正しい部屋の名前を指定します。
- 部屋割り当てファイル内に使用されている部屋の名前が含まれ、正確に定義されていることを確認します。
注: 部屋割り当てファイル内での正確な定義は、最初の面積計算前に完了しておく必要があります。部屋割り当てファイルが後で変更され、もう一度面積計算を実行した場合、最初の計算で適用された部屋割り当てが保持されます。手動の変更が上書きされることはありません。ただし、

(部屋を編集)ツールを使用して[タイプ]リストから部屋の名前を選択すると、部屋割り当てをいつでも変更することができます。
面積計算時には、部屋の名前が部屋割り当てファイルのコンテンツと比較され、同等のものが置き換えられます。Areabook によって、各部屋を手動で割り当てる必要がなくなります。同等のものは同一であることが必要です。たとえば、「Kitchen」という部屋の名前は、部屋割り当てファイルで「Kitchen」として識別されます。別の部屋の名前が「Ap2 Kitchen」である場合、Areabook では、これが同等と識別されず、部屋が未設定とマークされます。各部屋を個別に編集することは可能です。