AEC オブジェクトは、それぞれのビューポートで、それぞれ異なるように表示することができます。AEC オブジェクトが AutoCAD 基本図形に分解されるとき、それぞれの表示レベルは、異なる基本図形のセットを作成します。ビューポートごとに新しいレイヤと新しいブロック定義が作成されて、分解された図形のすべてが保持されます。また、この定義のブロック参照(INSERT)は、特定のレイヤに作成および配置されます。特定のビューポートで、他のビューポート用に作成されているすべてのレイヤを後でフリーズすることにより、元々表示されていた表示レベルのグラフィックスだけを表示することができます。
特定のレイアウト タブに、次のブロック定義が作成されます。
AecObjExplode_LayoutName_Pspace_<number> containing AEC objects in paper space AecObjExplode_LayoutName_Vport_<VportHandle1> containing AEC objects from MVIEW 1 AecObjExplode_LayoutName_Vport_<VportHandle2> containing AEC objects from MVIEW 2… AecObjExplode_LayoutName_Vport_<VportHandleN>
LayoutName は、特定のレイアウト タブの名前です。VportHandle# は、特定のビューポートに対する一意の AutoCAD 図形ハンドルです。
また、あるレイヤを同じ名前で作成すると、ビューポートに適用されないブロックがフリーズされたレイヤに配置されて表示されないことがあります。
ブロックとレイヤの名前の生成に使用される「テンプレート」は、Windows レジストリの次のキーに保存されています(409 と表示されている言語コードはロケールによって変化します)。
HKEY_CURRENT_USERSoftwareAutodeskAutoCADR17.0ACAD-5004:409ProfilesAutoCAD Architecture - ImperialDialogsAecObjExplode50-Options
このテンプレートを別の文字列に変更できますが、その中には「%1!s!」、および同様の存在する形式指定子を含める必要があります。この形式指定子は、生成されるブロック名やレイヤ名ではレイアウト名とビューポート ハンドル番号に置き換わります。