AutoCAD Mechanical 2024 ツールセットの新機能の紹介

AutoCAD Mechanical 2024 ツールセットのこのリリースの新機能を紹介します。技術面の詳細については、『リリース ノート』を参照してください。

ハイライト

その他の機能

品質の改善

幾何公差: 別の引出線セグメントを追加してもクラッシュしなくなりました。

印刷中のマスク ファイル: マスク ファイルを複数回追加できるようになりました。

AMOFFSET: AMOFFSET の途中で元に戻す操作を実行しても、オブジェクト スナップ設定は影響を受けなくなりました。

AMSHIDE: 前景オブジェクトを非表示の画層に移動しても、AMSHIDE でクラッシュしなくなりました。

AMCSETTINGS: AMCSETTINGS の[前景に外側輪郭線オブジェクトを使用]オプションで、カスタム コンテンツで 2 番目の輪郭線ジオメトリを使用する場合、非表示の背景オブジェクトが優先されるようになりました。

矢印: 製図記号の矢印で、プロパティ パレットの主題がサポートされるようになりました。

AMPOWERDIM: 製図記号の矢印で、プロパティ パレットの主題がサポートされるようになりました。

AMNOTE: 複数の引出線注記オブジェクトを選択し、プロパティ パレットでナビゲートする際のパフォーマンスが向上しました。

COPYCLIP: Mechanical 以外の図面からオブジェクトをコピーするときに、「クリップボードへのコピーが失敗しました」というエラーが表示されなくなりました。

AMTITLE: カスタム枠またはプロジェクト表題欄を含む AMTITLE を挿入するときに、「Font.shx が見つかりません」というエラーが表示されなくなりました。

標準コンテンツ
  • ANSI MC/C チャネルのフランジ勾配が正しくなりました。
  • JIS B 1602 および JIS B 1603 (新規)で、45° の圧力角がサポートされるようになりました。

その他の機能強化

システム変数 PDFSHX: PDFSHX を 2 に設定すると、図面を PDF に書き出したときに、SHX フォントを使用した文字オブジェクトは隠し文字として保存されます。これにより、PDF で文字を検索および選択できるようになります。

シート セット マネージャの改善点(Web): 次に、前リリース以降に Web 用シート セット マネージャに対して行われた改善の一覧を示します。
  • 自動シート セット ロック管理
  • パブリッシュする複数のシートを選択
  • 各シートをマルチシート PDF または個別の PDF にパブリッシュする機能
  • PDF の名前と場所をコントロール
  • パブリッシュおよび e-トランスミット中に既存のファイルを上書きするオプション
  • e-トランスミットのファイル名と場所をコントロール
  • 新しいシートの場所をコントロール
  • [シートセットを開く]ボタンをパレットに追加
3D グラフィックス: [シェード(高速)]および[シェードとエッジ(高速)]表示スタイルに対する改善点の一覧を次に示します。
  • Map 3D と Civil 3D のサポート
  • 大規模な座標系のサポート
  • 選択(フェンス、投げ縄、ポリゴン)
  • ペーパー空間のサポート
  • 点群のサポート
  • 線の太さ
  • 外部参照とロックされた画層の淡色表示
  • 全般的な安定性、表示の正確性、パフォーマンスの向上
2D グラフィックス: 2D グラフィックス システムの改善点の一覧を次に示します。
  • ラスター イメージまたはワイプアウトを含む図面の画面移動のパフォーマンスが向上しました。
  • トレース背景、マークアップ読み込みとマークアップ アシスト、および ViewCube の表示パフォーマンスが向上しました。
  • レイアウト切り替えのパフォーマンスが向上しました。
注: ハードウェア アクセラレーションをオンにすると、AutoCAD のパフォーマンスと応答性が向上します。