このパラメータを解析用サーフェス分割値とともに使用すると、エネルギー解析用モデル生成のアルゴリズムで使用される重要な情報が提供されます。解析用スペース分割値は、エネルギー解析用モデル スペースの特定中に無視する Revit 要素間の最小ギャップを定義します。
これは、エネルギー解析用モデルの精度と処理時間に影響する主要なパラメータです。[エネルギー設定]ダイアログ ボックスでこのパラメータを設定します。
[解析用スペース分割値]パラメータの場合:
- 既定値 = 18 インチ(457.2 mm)
- 最小値 = 6 インチ(152.4 mm)
- 最大値 = 10 フィート(3048 mm)
エネルギー解析用モデル スペースの識別で無視される Revit 要素間の最大距離は、[解析用スペース分割値]設定値の 2 倍です。
この概念は次のように図示できます。ここでは、平面図ビューに寸法 X のギャップで内部スペースを区切る 2 つの壁が表示されています。
解析用スペース分割値 = 18 インチ (457.2 mm)の場合、
- X が 18" より小さい場合、ギャップは無視され、解析スペースは作成されます。
- X が 18" より大きく 36" (914.4 mm)より小さい場合、ギャップは無視される場合と無視されない場合があります。
- X が 36" より大きい場合、ギャップは無視されず、解析スペースは作成されません。