圧力管ネットワークをレイアウトし、圧力管ネットワークの方向を変更するときに曲げを挿入する場合、[パイプと曲げ]オプションを使用します。また、曲線を使用して、フレキシブル曲線パイプまたは偏向する非フレキシブル パイプを表すこともできます。
曲げ角度は、最後に描かれたパイプの方向と相対的に計測されます。
- [ツールスペース]内の[プロスペクター]タブで、
[圧力管ネットワーク]を右クリックして[レイアウトを使用して圧力管ネットワークを作成]を選択します。
- [圧力管ネットワークを作成]ダイアログ ボックスを使用して、圧力管ネットワーク名、パーツ リスト、参照オブジェクト、画層、ラベル スタイルを指定します。
- [OK]をクリックすると、[圧力管ネットワーク平面レイアウト]リボンが表示されます。
既定では、[パイプと曲げ]
オプションが選択されています。最初の点を指定するか標高を入力するように求めるプロンプトがコマンド ラインに表示されます。
注: 参照サーフェスと[土被り]の値を指定すると、圧力管ネットワークのレイアウト時に、サーフェスの標高と土被りの値を使用して、圧力管ネットワークの標高が確立されます。始点の標高(最初に指定した点の標高)を入力することもでき、入力した値は、参照サーフェスおよび土被りによって決定される標高よりも優先されます。これは、設計が既知の標高の既存のネットワークに接続されている場合に役立ちます。
- リボンの[ネットワークの設定]パネルで、必要な参照サーフェスが選択され、[土被り]の値がプロジェクトで必要な値に設定されていることを確認します。
- リボンの[レイアウト]パネルで、圧力管のサイズとマテリアルを指定します。パイプと曲げは、同じマテリアルと呼び径を共有します。
- 最初に図面内でポイントを選択します。直線セグメントを作成して直線パイプ セグメントを挿入するか、c と入力して曲線セグメントを作成します。詳細は、「曲線圧力管ネットワーク セグメントを挿入するには」を参照してください。
最初の圧力管を挿入するために 2 点を選択すると、コンパスが表示され、選択したサイズとマテリアルに一致するパーツ リスト内の曲げの角度が表示されます。
たとえば下図では、コンパスは 11.25、22.50、および 90 度の曲げが使用可能であることを示しています。現在の位置でポインティング デバイスをクリックすると、22.50 度の曲げが図面に挿入されます。
- 曲げを挿入するには、コンパス上の角度の 1 つに近い角度をクリックします。クリックした位置に最も近い曲げ角度が、スナップされて挿入されます。
注: レイアウト中または
[継続レイアウト]グリップを使用しているときは、水平方向または垂直方向の変更なしで、複数の接続されたセグメントを一直線に描画すると、1 つの圧力パイプが作成されます。
- 圧力管ネットワークのレイアウトを続け、[Enter]を押してコマンドを終了します。