ソリッド フィレットを作成する

ソリッドのエッジに、フィレットを作成することができます。

次の方法で、ソリッドフィレットを作成します。

  1. [ソリッド]タブ > [フィーチャ]パネル > [フィレット]をクリックして、[フィレット]ダイアログを表示します。

    ソリッドに 20 を超えるサーフェスがあり、また、ソリッドが隙間埋めされていないと、隙間埋めの実行するかどうかの確認ダイアログが表示されます。はいを選択すると、ソリッドドクター が表示され、(トレランス内で)ソリッドの隙間埋めを実行します。

  2. [フィレット]ダイアログのオプションを使用して、ソリッドにフィレットを作成します。
    • 半径 - フィレットの半径を入力します。
  3. ソリッドのフィレット ルートを選択します。
    • 連続エッジに従う - パスを選択する前に、有効なエッジ上にカーソルを保持します。そのエッジと全ての接線連続エッジが含まれる、パスが強調表示されます。

      エッジを選択すると、そのエッジと、そのエッジと接線連続する全てのエッジを含む新規フィレットパスが選択されます。連続エッジに従う とエッジ を選択すると、フィレットパス が選択されます。

    • フェースをフィレット - (パスを選択する前に)有効なエッジ上にカーソルを保持します。そのエッジを含むソリッドフェースの全てのエッジを含む、パスが強調表示されます。

      エッジを選択すると、そのエッジが属するソリッドフェースの全てのエッジを含む新規フィレットパスが選択されます。フィレットフェース とエッジ を選択すると、フィレットパス が選択されます。

    • フェースとつながるエッジをフィレット - 選択フェース上でフィルターされる全てのエッジを強調表示します。適用 をクリックして、強調表示されたパスをフィレットします。

      必要に応じて、このオプションを 連続エッジに従う オプションと共に使用することができます。

    • 常にフェースを延長 - このオプションが選択解除されている場合、フィレットが、追加非接線ジオメトリと部分的にオーバーラップして不適切なフィレットを作成してしまう可能性があります。常にフェースを延長 を選択して、フィレット半径を保持します。このオプションの使用例は 例 7 を参照して下さい。
  4. [適用]をクリックして、フィレットを作成します。

可変フィレットを作成

可変 オプションを使用して、最終作成されたフィレット沿いに半径を編集することができます。

注: フィレットパスを選択した状態でフィレットが未作成の場合、アドバンス設定 をクリックして 可変半径フィレット ダイアログから可変半径フィレットを作成することができます。
  1. 前述のようにフィレットを作成して、[適用]をクリックします。
  2. 可変 を選択します。フィレットルートが表示されます。

    注: 閉じたフィレットがある場合、円弧を挿入するまでこのオプションはオフのままになります。
  3. フィレット上の位置をクリックして円弧を挿入します。この円弧を使用して、フィレットパスの該当ポイントでのフィレット半径を定義します。円弧の初期半径が 半径 値になります。

  4. 次の方法で、選択した円弧の半径を変更します。
    • 円弧をドラッグ
    • 新規 半径 値を入力

    フィレット上の円弧を選択するには、円弧をクリックします。

    選択円弧を削除するには、削除 を選択します。

    注: 終了円弧は削除できません。
  5. 適用 をクリックして、フィレットを更新します。

  6. フィレットの編集を続行、または、別のフィレットパスを選択します。

ダイアログの他のオプションは、次のように使用します。

隣接サーフェスを追加

コーナーと断面

断面形状

ドロップダウンリストから 断面形状 を選択して、フィレットの断面の形状を変更します。

使用するオプションはモデルによって異なります。モデルに対して、最もスムースなフィレット効果のあるオプションを選択します。

- フィレットを 元に戻す、または、やり直し します。 通常の元に戻すの操作は、ダイアログが閉じている場合には保持されるため、フィレットの作成後すぐに[ホーム]タブ > [削除]パネル > [元に戻す]を選択すると、作成されたすべてのフィレットが削除されます。

適用 - 選択した径路沿いにフィレットを作成して、ダイアログを開いたままにします。また、最後に作成したフィレットへの変更を適用します。ソリッド フィーチャー ツリーに、[フィレットフィーチャ] アイコンが表示されます。

- ダイアログを開閉せずに作成モードと編集モードを切替えることができます。

アドバンス設定 - 径路の選択中に アドバンス設定 をクリックして、可変半径フィレット ダイアログから可変半径フィレットを作成することができます。このダイアログを使用して径路沿いに円弧を挿入し、異なる半径値を設定します。

OK - ダイアログを閉じます。