ソリッドのエッジに、面取りを作成することができます。
次の方法で、ソリッド面取りを作成します。
- [ソリッド]タブ > [フィーチャ]パネル > [フィレット] > [面取り]をクリックすると、[面取り]ダイアログが表示されます。
バージョン 8 ソリッドを使用している場合、ソリッドに 20 を超えるサーフェスがあり、また、ソリッドが隙間埋めされていないと、隙間埋めの実行を問合せるダイアログが表示されます。[はい]をクリックすると、隙間埋めウィザードが表示され、ソリッドの隙間埋め(トレランス内)を行うことができます。
- 面取りの作成に使用する[距離]を次のように入力します。
面取り
[距離]
距離と同等の半径を持つ円弧
- 次のオプションのいずれかを使用して、面取りを指定します。
- 面取りのルートを選択します。
- 連続エッジに従う - パスを選択する前に、有効なエッジ上にカーソルを保持します。そのエッジ、さらに、そのエッジと接線連続している全てのエッジを含む、パスが強調表示されます。
エッジを選択すると、そのエッジと、そのエッジと接線連続する全てのエッジを含む新規パスが選択されます。
次図のエッジが選択されます。
次図のパスが選択されます。
- フェースを面取り - (パスを選択する前に)有効なエッジ上にカーソルを保持します。 そのエッジを含むソリッドフェースの全てのエッジを含む、パスが強調表示されます。
エッジを選択すると、そのエッジが属するソリッドフェースの全てのエッジを含む新規パスが選択されます。
次図のエッジが選択されます。
次図のフェースエッジのパスが選択されます。
- フェースとつながるエッジを面取り - モデル上のフェースを選択して、面取りをする全てのエッジを強調表示します。適用 をクリックすると、強調表示された経路が面取りされます。
- [可変]: このオプションは、[適用]をクリックして面取りを作成すると利用可能になります。パスを選択した状態で面取りが未作成の場合、アドバンス設定 をクリックして 可変距離面取り を作成することができます。
- 近接連続フェースを追加 - 近接フェースに拡張するため、面取りを作成できない場合に選択します。
面取りは隣接サーフェスを超過して実行されることはありません。全サーフェス上に面取りを広げるには、全ての連続フェースを追加 オプションを使用します。
このオプションを使用して、連続サーフェス上に面取りを作成することができます。
- 全ての連続フェースを追加 - 面取りが接線平面連続の全サーフェスに広がる点を除き、近接連続フェースを追加 と同様に作用します。
このオプションによる面取りの作成には時間を要します。面取りが隣接サーフェスを超過して広がらない場合は、近接連続フェースを追加 の使用が推奨されています。
終了したら、オプションを選択解除します。
- 一定幅 - 面取りを作成する場合、面取りの幅は、周囲のフェースの間の角度を反映して変化します。 一定幅 を選択して、幅が一定の面取りを作成します。
- 面取りを 元に戻す、または、やり直し します。 ダイアログを閉じると、通常の元に戻す機能に戻ります。つまり、面取りまたは面取りのグループを作成した直後に、[ホーム]タブ > [削除]パネル > [元に戻す]を選択すると、作成された面取りが除去されます。
- [適用]をクリックすると、選択したパスに沿って面取りが作成されます。
ソリッド フィーチャー ツリーに、操作を表す[面取りフィーチャ]アイコン
が表示されます。
作成した面取りの距離の編集や、さらにエッジを選択しての他の面取りの作成が可能になります。
- 可変距離面取りを作成するには、パスを選択している間に[アドバンス]をクリックします。[可変距離面取り]ダイアログが表示されます。このダイアログを使用して径路沿いにラインを挿入し、異なる距離を設定します。
- OK をクリックして、ダイアログを閉じます。