ショート リンクを展開する

ポンプやバルブなどの調節装置オブジェクトは InfoWorks WS Pro でリンクとしてモデル化されますが、多くの場合、GIS ではポイント オブジェクトとして保存されます。

これらのポイント オブジェクトは、オープン データ インポート センターから InfoWorks WS Pro にリンクとして読み込むことができます。読み込まれたリンクは長さがゼロで、接続ノードが同じ位置に重なっているため、ジオプラン ウィンドウでこれらのリンクの接続や向きを見て確認するのは困難です。

[ショート リンクを展開]ツールを使用すると、長さが指定の値を下回るリンクのジオメトリを展開できるため、ジオプランでのリンク オブジェクトの表示と操作が改善されます。

方法

選択したリンクについて、InfoWorks WS Pro によって、指定した長さより短いリンクがないかチェックされます。これらの 'ショート' リンクがユーザー定義の条件を満たしていれば、リンクは指定した長さまで展開されます。

ショート リンクの展開は、接続リンクからリンク ジオメトリを取り込むことで行われます。可能であれば、展開されるリンクは、上流と下流の接続リンクから均等にリンク曲部ジオメトリを取り込みます(条件により、一方からより多くの長さを取る場合もあります)。ショート リンクに接続しているノードは移動しますが、接続リンクの全体の形状は変化しません。

拘束

リンクの展開にはいくつかの条件があり、それによって展開が制限または禁止されることがあります。

InfoWorks WS Pro でリンクを展開する

ショート リンクを展開するには

  1. ジオプラン ウィンドウ上で展開対象とするリンクを選択するか、展開対象とするオブジェクトの選択リストを作成します。
  2. [モデル] [ショート リンクを展開]を選択します。これにより、[ショート リンクを展開]ダイアログが表示されます。
  3. [ショート リンクを展開]ダイアログで、必要なオプションを設定します。
    • [延長するリンク]セクションで、展開対象とするリンクを指定します。リンクは、次の条件をすべて満たしている場合に展開対象とみなされます。
      • リンクが[対象リンク]で選択されている
      • [リンク タイプ]ボックスでリンク タイプにチェックマークが付いている
      • リンクの長さが、[延長を行う長さ]フィールドで指定されている長さ以下である
    • [周辺リンクの保護]セクションで、展開するリンクに接続されたリンクの条件を設定します。
      • 展開すると接続リンクの長さが最小結果延長の値を下回る場合、展開は行われません。
      • 顧客接続ポイントを保護するオプションがオンになっていると、顧客ポイントまたは空間データ ポイントの接続ポイントが移動されることになる場合、展開は行われません。このオプションをオフにすると、影響を受ける接続ポイントは、既に割り当てられているリンクの該当する端に移動されます。
    • 任意で、変更されたフィールドに適用されるユーザー フラグを設定します。フラグが適用されるフィールドは次のとおりです。
      • 変更されたリンクの[延長]フィールド(後述の[延長の再計算; ユーザー フラグ]オプションが選択されている場合のみ適用されます)
      • 変更されたノードの X および Y 座標フィールド
    • [リンク延長のモデリング]セクションで、変更されたリンクの長さを再計算するためのオプションを選択します。
      • 以前の延長を保持: 展開前のリンクの長さを保持する
      • 延長の再計算; #D フラグ: 変更されたリンクの[延長]フィールドに #D フラグを適用する
      • 延長の再計算; ユーザー フラグ: 変更されたリンクの長さをジオメトリから再計算し、変更されたリンクの[延長]フィールドに選択したユーザー フラグを適用する
  4. [展開]ボタンをクリックして、展開プロセスを実行します。

HTML ログ ファイルが表示され、変更されたオブジェクトおよび変更から除外されたリンクの詳細が示されます。

[変更オブジェクトを選択]ボタンを使用すると、変更されたリンクと移動されたノードがジオプラン ウィンドウで強調表示されます。

[除外されたリンクを選択]ボタンを使用すると、展開対象であったが上記のいずれかの条件により展開されなかったリンクが強調表示されます。

タスク シーケンス エディタを使用してショート リンクを展開するには:

  1. エクスプローラ ツリーの[タスク シーケンス グループ]でタスク シーケンス オブジェクトを開くか、または作成します。
  2. タスク シーケンス エディタで、[リンクを延長]ボタンをクリックします。これにより、[ショート リンクを展開]ダイアログが開きます。
  3. 必要に応じて、ダイアログのオプションを設定します。
  4. [保存]ボタンをクリックして、ダイアログで選択したすべてのオプションを保存します。保存されたオプションは、タスク シーケンスに追加されます。