ビューを破断する

Fusion の[図面]作業スペースでは、[ビューを分割]コマンドを使用して、高い(長い)パーツを破断図として表示することができます。 ベース ビュー、投影ビュー、および断面ビューを分割することができます。

破断図は、デザインの一部を削除し、図面内の欠落しているセクションを示すことにより、既存の図面ビューを短縮します。 破断図を使用すると、小さいサイズの図面シートに、大きな尺度で図面ビューを表示できます。

また、コンポーネント ビューで、特に記述する必要がないジオメトリが大きな領域を占めている場合にも、ビューの破断を使用できます。たとえば、シャフトの両端では注記が必要で、シャフトの中央部分にはフィーチャがない場合です。

ビューの破断は、コンポーネントの長さ方向に沿った任意の場所で使用できます。また、1 つの図面ビューに複数の破断を設定することもできます。

投影された子ビューでは、親ビューの分割が自動的に継承されます。

ASME 図面では、破断図を横切る寸法線の両端の点が破断により除去される領域外にある場合、寸法線にはビューの破断線に対応するように破断記号が付けられます。

破断の方向(垂直または水平)、破断の始点と終点、および図面の残りのセクション間のギャップのサイズを指定します。