チャネルのベイク処理(Bake Channel)オプション

チャネルのベイク処理オプション(Bake Channel options)を使用して、グラフ エディタ(Graph Editor)ドープシート(Dope Sheet)エディタの両方でベイク処理するアニメーション カーブのセクションを設定します。

注: フィルタの既定の設定を復元するには、フィルタ(Filter)ウィンドウで編集 > 設定のリセット(Edit > Reset Settings)をクリックします。

キーをベイク処理する」も参照してください。

タイム レンジ(Time Range)

ベイク処理するキーを指定します。

タイム スライダ(Time Slider)

タイム スライダ(Time Slider)再生開始(Playback Start)再生終了(Playback End)時間の間の領域にあるすべてのキーを新しいチャネルにベイク処理します。

この設定は、グラフ エディタ(Graph Editor)ドープシート(Dope Sheet)エディタの両方の既定です。

開始/終了(Start/End)

開始時間(Start Time)フィールドと終了時間(End Time)フィールドで設定された指定のタイム レンジ内にあるすべてのキーが、新しいチャネルにベイク処理されます。

開始時間(Start Time)

タイム レンジの開始を指定します。開始/終了(Start/End)がオンの場合にだけ使用可能です。

終了時間(End Time)

タイム レンジの終了を指定します。開始/終了(Start/End)がオンの場合にだけ使用可能です。

選択範囲(Selection)
ドープシート(Dope Sheet)のアウトライナで選択したチャネルを、選択したキーで定義される範囲内でベイク処理します。
注: 選択範囲(Selection)オプションは、ドープシート(Dope Sheet)チャネルのベイク処理(Bake Channel)オプションでのみ使用できます。

ドープシート(Dope Sheet)で選択したチャネルをベイク処理する

サンプル基準(Sample By)

Maya でアニメーションを評価し、キーを生成する頻度を指定します。この値を上げると、Maya がアニメーションにキーを設定する頻度が下がります。小さくすると、頻度が上がります。

サンプル基準(Sample By)は、時間単位(Time Unit)の設定に基づきます。Maya がオブジェクトのアニメーションを解析してキーを生成する周期を表します。値が 1 の場合は、時間単位ごとにキーが作成されます。値が大きくなると、キーが生成される頻度が低くなり、値が小さくなると頻度が高くなります。

ベイク未処理キーの維持(Keep Unbaked Keys)

これは既定でオンになっています。直接接続されているアニメーション カーブにかぎり、ベイク範囲外にあるキーを保持します。

このオプションがオンの場合は、ベイク シミュレーションを実行してもベイク レンジ外にあるキーは除去されません。

このオプションがオフの場合は、ベイク時に指定したタイム レンジ内で作成されたキーだけがベイク終了後にアニメーション カーブに表示されます。

最小限のキーでベイク処理(Sparse Curve Bake)

このオプションは、直接接続されたアニメーション カーブ上だけで機能します。ベイクの結果として、アニメーション カーブのシェイプを表すことができるだけのキーを生成します。