他の 3D アプリケーションが FBX ファイル形式を書き出すことができる場合、そのアプリケーションを使用してスケルトン(ジョイント)階層にリグを設定したモデルをジョイント データとともに読み込むことができます。たとえば、Maya、3ds Max、Softimage では、ジョイント リグを作成して FBX ファイルを書き出すことができます。
Mudbox でポーズを設定したり変形するために、リグを設定したモデル上でジョイント(スキン)ウェイトを読み込むこともできます。
- Maya または 3ds Max からモデルを書き出す前に、FBX 書き出しオプションを設定し、モデルとともにスケルトンとスキンのウェイト付けデータを書き出します。
たとえば、Maya の FBX Export を選択した場合の[オプション]ウィンドウで、[含める]基本設定で[アニメーション]と[デフォームしたモデル]オプションがオンになっていて、[スキン][ブレンド シェイプ]とオプションもオンになっていることを確認します。
- Mudbox の[基本設定]ウィンドウで、[FBX] > [ジョイントを読み込み]基本設定をオンにします。「[基本設定]ウィンドウ」も参照してください。
- [ファイル] > [読み込み]を選択し、読み込む FBX ファイルを選択します。「FBX を使用して読み込む」も参照してください。
モデルがロードされると、[オブジェクト リスト]を使用してジョイント階層を表示できます。ジョイントとボーンは、ポーズ ツールを使用するときに、[3D ビュー]に表示されます。[ポーズ]ツールを使用してジョイントを選択するか、または[オブジェクト リスト]からジョイントを選択します。
注:Mudbox では、特定の頂点に影響するジョイントを 4 つのみサポートしています(影響度が最も大きい 4 つのジョイント)。残りのジョイントの影響は無視されるため、ポーズしたときにジョイントの移行がスムーズではなくなります。
これを補正するには、読み込み時に[ジョイント ウェイトをスムーズ]基本設定([ウィンドウ] > [基本設定] > [FBX] > [ジョイント ウェイトをスムーズ])をオンにすることで、読み込まれたジョイントのウェイト付けをスムーズにすることができます。4 つを超えるジョイントによって既に影響を受けている頂点に対しては、ペイント ウェイトを調整できません。
読み込んだジョイント階層の操作中に問題が発生する場合は、「ポーズをトラブルシューティングする」を参照してください。
ファイルの読み込みに関する一般的な問題については、「ファイルの読み込みと書き出しをトラブルシューティングする」を参照してください。