レーザー投影出力に含まれるプロジェクタをセットアップします。これには、3D テキスト効果と追加ジオメトリの作成が含まれる可能性があります。レーザー ターゲットを設定することから始め、次に、プロジェクタやその他のフィーチャを作成します。
レーザー プロジェクタを作成する前に、ターゲットを設定する必要があります。ほとんどのレーザー投影システムは正しい位置合わせのために最低 6 個のターゲットが必要です。ターゲットとして使用される点を選択するときは、レーザー プロジェクタのどの位置が TruLaser などのレーザー投影ソフトウェアで操作するパーツの基準になるのかを考えてください。ターゲットはレーザー投影システムにはっきりと表示される必要があります。また、正確な参照のフレームを確立できるよう、確実にレーザーが反射されて容易に配置できる必要があります。
をクリックして、ターゲットとして使用する点を選択します。
ドリフト チェック ポイントをサポートするレーザーを設定すると、自身の方向を決めるのにそのポイントを使用し、断続的にポイントを再スキャンして、何も移動していないことを確認します。2 つ以上のドリフト チェック ポイントを設定することをお勧めします。
ターゲットは、TruPlan ブラウザの[レーザー投影セットアップ]ノードの下にある[レーザー ターゲット]フォルダ内に作成されます。

作成する追加のターゲットについてこの手順を繰り返します。投影システムを適切に位置合わせするためには 6 つ以上のターゲットを設定する必要があります。
レーザー ターゲットを作成したら、それらを使用するプロジェクタを作成します。
をクリックして、プロジェクタとともに使用するターゲットを選択します。
複数のターゲットを選択することができます。ターゲットは 6 個以上で、プロジェクタにはっきりと表示される必要があります。
プロジェクタは、TruPlan ブラウザの[レーザー投影セットアップ]ノードの下にある[レーザー プロジェクタ]フォルダ内に作成されます。

追加ジオメトリを作成してコンポジット データを補完します。この例としては、ツールが正しいスポットにあることを確認するために使用される十字線、パーツの中間点を示す中心線、オペレータに立ち位置を示すアウトラインなどがあります。つまり、これらは必ずしも通常のサーフェス ジオメトリとして追加する必要がない要素です。このジオメトリは、1 つの層または層のグループに対してのみ有効です。参照面または無限線分セグメントを追加ジオメトリとして使用することはできません。
これは、層、シーケンス、またはレイアップのいずれかです。シーケンスまたはレイアップの場合、ジオメトリはそのアイテム内のすべての層およびカット ピースに対して作成できます。
[追加レーザー ジオメトリ]ダイアログ ボックスが開きます。
3D テキストをジオメトリに追加する場合は、ジオメトリで識別可能なアンカー ポイントとテキストの方向を指定する必要があります。これらは、[3D テキスト]ダイアログ ボックスで指定します。
ジオメトリが作成され、選択した層に適用されます。

レーザー ファイルの単層または複層ではレーザー プロジェクタでテキストを表示できます。カスタム テキストまたはテキスト変数を使用することができます。3D テキストを追加できるように、追加ジオメトリをまず作成しておく必要があります。

[3D テキスト]ダイアログ ボックスが表示されます。
選択したオプションにより、ダイアログ ボックスの[位置]の下に表示されるコントロールが決まります。

をクリックし、TruPlan ブラウザで軸系を選択します。
前の手順で[サポート]を選択した場合、[位置]の下の選択矢印
を使用して TruPlan ブラウザから次の要素を追加します。
を使用して、必要に応じてテキストの方向または向きを変更します。
テキストがプロジェクタに渡されると、投影時のちらつきが最小限になる最も効率的な方法が決定されます。テキストが多いほど、ちらつきが発生する可能性が高まります。
をクリックし、生成されるテキストに含めます。
変数はプロジェクト内の要素の名前を表します。たとえば、%LAYUP% は層のレイアップ、%ORI% はテキストの向き、%SOURCE% はファイルのパス、などとなります。
3D テキストが TruPlan ブラウザの追加ジオメトリ ノードの下に追加されます。その名前には、タイプを示す接尾辞が付けます。つまり、[軸別]または[サポート]です。

3D テキスト ノードの名前を変更するには、右クリックして[名前を変更]を選択します。
投影を進めるときに実行するクエリーや表示するメッセージなど、ジオメトリ以外のパラメータを追加します。これらは TruPlan およびレーザー投影に固有です(たとえば Inventor パラメータはサポートされません)。

[レーザー パラメータ]ダイアログ ボックスが開きます。
レーザー出力の詳細については、[TruPlan オプション]ダイアログ ボックスの[レーザー投影出力]タブも確認する必要があります。