[方法]ダイアログ ボックスの[コース パラメータ]セクションでは、層サーフェスにマテリアルを配置する方法を定義します。[コース パラメータ]は、伝播モードが[繊維のドレープ]に設定されている場合には使用できません。
- マテリアルをサーフェスの周囲で時計回りと反時計回りのどちらで巻くかを定義するには、[巻き方向]を設定します。
これは、[フープ巻]伝播モードにのみ適用されます。
- 平坦ではない表面上の外観不良を防ぐためにどれだけマテリアルをストレッチできるかを定義するには、[ストレッチ限界]を設定します。
これはすべてのモードで使用されますが、[ナチュラル]伝播モードで特に重要です。通常、ストレッチ限界はあらかじめマテリアルでテストを実行することにより決定します。10% は通常、安全値ですが、可能な限り高精度であるほど良くなります。ストレッチ限界はマテリアルのデフォメーション特性(せん断)とは異なります。
- 各コースの間の距離を定義するには、[コース オフセット]を設定します。
- 横糸方向のシード ポイントとコースの中心線間の最初の距離を指定するには、[初期コース オフセット]を設定します。
- コースをお互いにどのように並べるかを定義するには、[最適化]を設定します。サーフェスは押し出し、エッジ、バンプなどにより変化するため、マテリアルはサーフェス上のパスでオーバーラップしたり拡散することができます。製造の制限範囲内に収まる制限を設定します。
- 最高オーバーラップ量までを許容しながらギャップを回避する場合は、[ギャップを最小化]を選択します。これは、[最大オーバーラップ]ボックスで指定します。これは一般にテープの配置で行います。細かいオーバーラップでギャップを回避することができます。
- 最高ギャップ距離を許容しながらオーバーラップを回避する場合は、[オーバーラップを最小化]を選択します。これは、[最大ギャップ]ボックスで指定します。これは一般に繊維の配置で行います。オーバーラップが大きすぎる場合は、けん引をカットする必要がある場合もあります。
たとえば、オーバーラップを最小化して最大ギャップを 0 に制限する場合、TruPlan はギャップを許可せずにけん引をカットすることにより、可能な限りオーバーラップを回避します。
オーバーラップを最小化するが最大 1 インチのギャップを許可する場合、TruPlan は最大 1 インチ幅のギャップを許容しながらオーバーラップを回避します。