UCS オブジェクト(ActiveX)

3 次元空間内で XY、および Z 軸の方向を決定する、ユーザ定義の座標系。

サポートされているプラットフォーム: Windows のみ

クラス情報

クラス名

AcadUCS

オブジェクトの継承
Object
   AcadObject
      AcadUCS
作成時に用いる項目

VBA

UserCoordinateSystems.Add
経由する項目

VBA

UserCoordinateSystems.Item
Document.ActiveUCS

メンバー

次のメンバーはこのオブジェクトの一部です。

注意

(0, 0, 0)の原点の位置および XY 平面と Z 軸の方向を変更するには、UCS を定義します。3D 空間内のどこにでも UCS の位置と方向を指定し、必要な数の UCS を定義することができます。

ActiveX オートメーション内の座標はすべて、ワールド座標系(WCS)で入力します。GetUCSMatrix メソッドを使用して、特定の UCS の変換マトリックスを返します。この UCS に相当する WCS を検索するには、この変換マトリックスを使用します。

特定のビューポートに対する UCS アイコンのオン/オフを切り替えるには、 UCSIconOn プロパティを使用します。

UCS をアクティブにするには、Document オブジェクトで ActiveUCS プロパティを使用します。アクティブな UCS に変更を加えた場合に、変更を反映させるためには新しい UCS オブジェクトをリセットしてアクティブにする必要があります。アクティブな UCS をリセットするには、更新した UCS オブジェクトの ActiveUCS プロパティをもう一度呼び出します。

新しい UCS を図面に追加するには、 UCSs コレクションの Add メソッドを使用します。