レンダリングの履歴には、現在ロードされているモデルから生成された最新のレンダリング イメージのリストが保持されます。
ファイルまたは[レンダリング]ウィンドウにレンダリングされた各イメージは、 「履歴エントリ」として図面とともに記録されます。履歴は[レンダリング]ウィンドウに表示されます。
履歴エントリには、現在の図面から作成されたレンダリングに関するデータが格納されます。各履歴エントリには、最近レンダリングされたイメージに関する情報が含まれます。履歴エントリに格納される情報は、次のとおりです。
履歴エントリがどの時点で作成されるのか、また履歴エントリが図面とともに保存されるのかどうかを決定するいくつかの規則があります。出力先の設定が、履歴エントリを作成するかどうかを決定する主要な要因になります。次の表に、どの時点で履歴エントリが作成され、また保存されるのかの概要を示します。
出力先 |
履歴エントリを作成 |
履歴エントリを図面とともに保存 |
---|---|---|
ファイル |
はい |
はい |
[レンダリング]ウィンドウ |
はい |
[レンダリング]ウィンドウのビューを保存した場合のみ |
ビューポート |
いいえ |
N/A |
履歴エントリが作成されても図面とともに保存されない場合、履歴エントリは現在の図面セッションでのみ存在します。ファイルを閉じたり、プログラムを終了すると、保存されていない履歴エントリは失われます。
[レンダリング]ウィンドウに表示できる履歴エントリには、 4 つの状態があります。