移動ツール(Move Tool)およびスケール ツール(Scale Tool)マニピュレータに、複数の軸に沿ってオブジェクトをトランスフォームできる平面ハンドルが追加されました。
サポートされているマルチタッチ デバイスで、ジェスチャを使用してシーンをナビゲートできるようになりました。Maya では、Wacom Intuos 5、Cintiq 24HD Touch、Cintiq Companion、および MacBook の新モデルに搭載の Apple Magic Trackpad、Magic Mouse、マルチタッチ トラックパッドをサポートしています。詳細については、「マルチタッチ デバイス」を参照してください。
インタフェース(Interface)プリファレンスで有効になっている新しいマルチタッチ ジェスチャー(Multi-Touch Gestures)プリファレンスを使用して、Maya では、2 本の指でのピンチやスワイプなどのジェスチャを認識することで、シーンでズームとパンができます。認識される入力の一覧については、「マルチタッチ入力ジェスチャ」を参照してください。
ウォーク ツール(Walk Tool)を使用すると、一人称視点でシーンを調べることができます。セットと大きな環境を作成し、ウォーク ツール(Walk Tool)をアクティブにすることでゲームに似た移動コントロールを使用してシーン内を移動することができます。
歩行モード(ホットキー: [Alt]+[X])では、マウス ボタンを押したままいずれかの矢印キーまたは移動のホットキー([S]、[W]、[A]、[D]、[Q]、[E])を押すことでシーン内を移動することができます。
Maya 2014 で導入された基本的な接続フィルタを基にした新しいハイパーグラフのマーキング メニュー、コンストレイント ラベル、追加フィルタなどの改善点により、ハイパーグラフでの接続の表示方法をより細かくコントロールできるようになりました。
カスタム アトリビュート リストを作成することによって、各ノードに表示されるアトリビュートのリストをカスタマイズできるようになりました。
ノードを
クリックしてカスタム アトリビュートのリストを編集(Edit Custom Attribute List)を選択します。ビュー モード 4 を使用してこのカスタム アトリビュート ビューのノードを表示できます。
また、マウスのホイールを使用するか、
+
を使用することでマウス カーソル周辺をズームできるようになりました。
アセットの一部であるオブジェクトをグラフ化するときに、アセットをグラフ化するか、ノード自体をグラフ化するかを選択することができます。
Maya のフィードバック フォーラムにアクセスして、Maya での使用体験を向上するためのアイデアの提案と投票をお願い致します。皆さまのご意見をお聞かせください。お待ちしています。
Maya フォーラムの細かな問題とアイデアの投票に基づいて、以下の多数の修正をこのリリースに追加しました。
完了した修正の完全なリストについては、「Small Annoying Things forum」および「Ideas for Maya forum」を参照してください。
ビューポート 2.0 は、ワークスペースの既定のレンダラになりました。
詳細については、「レンダリングとレンダー セットアップの新機能」を参照してください。
新しい Alembic キャッシュと GPU キャッシュの書き出しオプションには、次のようなものがあります。
Ogawa フォーマットでキャッシュ ファイルを保存すると、パフォーマンスとストレージ サイズが向上します。
キャッシュ時間の範囲(Cache Time Ranges)を使用して、低いサンプリング レートでスロー モーション シーケンスを保存しながら、フルアクション シーケンス用に高いサンプリング レートを維持するキャッシュ ファイルを作成することができます。
OS X バージョン 10.7 またはそれ以降の Maya を実行している場合に、フル スクリーン モードが使用できるようになりました。フル スクリーン モードが有効になっている場合は、タイトル バー、メニュー バー、およびドックが非表示になります。フル スクリーン モードのアイコン
を使用するか、Maya > Enter Full Screen を選択して、Maya のワークスペースを最大化します。
有効化と無効化にすることができる複数の項目をリストするメニューがいくつかあります(たとえば、各パネルの表示(Show)メニュー)リスト内の複数の項目を切り替えるときに、
+クリック(Windows および Linux)または
+クリック(Mac OS X)してメニューを開いたままにすることができるようになりました。メニューを閉じるには、メニューの外側をクリックします。
すべてに適用(Apply To All)オプションがプラグイン マネージャ(Plug-in Manager)に追加されると、現在のセッションのプラグインすべてにロード(ロード(Loaded)をオンに)したり、または次に Maya を起動するときに自動的にロードするようにすべてのプラグインを設定(自動ロード(Auto load)をオンに)したりするのを簡単にすることができます。
回転ツール(Rotate Tool)に新しくカスタム軸方向(Custom axis orientation)モードが追加され、マニピュレータをカスタム軸に位置合わせすることができるようになりました。
MatchMover と Composite を Autodesk Exchange からダウンロードできるようになりました。