床および屋根の形状の編集について

形状編集ツールを使用すると、ドレナージ用に高点と低点を定義して、水平の(傾斜のない)床または屋根のサーフェスを操作できます。

これらの点の高さを指定することで、サーフェスを独立して傾斜できるサブ領域に分割します。

形状編集の例

注: 形状が編集された床および屋根は、実際の厚さを報告しません。形状編集ツールは、中程度の勾配を可能にするように設計されています。このような場合、実際の高さの誤差はわずかです。ただし、より大きな勾配では、この誤差は大きくなります。Revit は、勾配が期待される厚さから大幅に逸脱する場合、警告を発行します。
Revit Structure
注: これらのツールで床または屋根の形状を編集しても、その解析モデルの形状には反映されません。元の上面に基づいたそれぞれの解析モデル面は、変更されないままになります。

重要事項

自動折れ線。 床 屋根のジオメトリの正確性を維持するために、折れ線が自動的に作成される場合があります。自動作成折れ線の作成条件が有効でなくなる場合は、その自動作成折れ線が削除されます。たとえば、4 つの非平面頂点が平面となる場合や、折れ線を手動で作成する場合です。分割線の描画には、要素の内部エッジ サブカテゴリを使用します。

歪んだ床/屋根。サーフェスは、4 つの非平面境界エッジまたはユーザ作成の折れ線によって囲まれると、歪められます。歪みを避けるには、反対の頂点間に折れ線を追加します。