InfraWorks 360 はクラウドの読み込みを使用して RVT データをモデルに追加します。 Revit をインストールする必要はありません。
通常、InfraWorks 360 では、取り込まれたデータが、その内容に基づいて自動的に配置されます。
詳細については、「読み込みの間にツールチップを作成する」を参照してください。
このタブのプレビュー表示で、設定が 3D モデルに及ぼす影響を確認できます。次の設定が含まれます。
[モデルの処理]と[モデルの修復]設定の詳細については、以下の「高度なヒント」のセクションを参照してください。
Revit ファイルをローカル コンピュータまたはネットワークから読み込むことができます。
Protein テクスチャおよびユーザ定義のテクスチャ マテリアルが読み込まれます。
モデルの処理を調整する必要がある場合、次のガイドラインを使用します。
[自動調整] | InfraWorks 360 で 3D モデル設定が指定されます。 | 自動設定を LOD に適用する場合、LOD を明示的に選択して[LOD 距離]を調整すると、[LOD 距離]を変更することができます。 |
[直接表示] | InfraWorks 360 は、[モデルを単純化]の設定と[モデルを修復]のオプションを適用しますが、モデルのレンダリング方法は調整しません。 | 詳細度が低い家など、少ない数の三角形でモデルがその形状を定義している場合は、この設定を使用します。 |
[詳細レベルを使用] | InfraWorks 360 は、[LOD] (詳細レベル)を使用して一連の単純化を行い、表示距離に基づいて最適なものを割り当てます。このオプションを選択した場合、[LOD 距離]を指定します。 | たとえば、詳細な都市ファーニチャなどの、その形状の定義に多数の三角形を使用しているモデルの場合は、この設定を使用します。
[LOD]では、3D モデルがカメラから離れると、3D モデルの複雑さが軽減されます。モデルを定義する三角形の数は、遷移距離ごとにその前の値の 4 分の 1 に減少します(遷移レベルは、アプリケーションによって決定されます)。 [LOD 距離]設定は、最初の遷移距離を示します。これよりも小さい距離では、モデルの完全な詳細が表示されます。 注: [モデルを単純化]の値を小さくすると、その小さくした値が最初の詳細レベルになります。
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[タイル] |
モデルのサーフェスが、グラフィックスを滑らかで効率的に表示するためタイリングされます。1 つのオブジェクトが複数のタイルにまたがると、表示が不安定になることがあります。オブジェクトがモデルの可視領域の周辺にある場合は、まったく表示されない、または、ビューアが近付いたときに突然表示されることがあります。[タイル]設定で複数のタイルに永続的に 3D モデルをアタッチすることにより、このような問題を防ぎます。モデルのビューまたは操作の機能には影響しません。 |
モデルに大きな境界ボックスが含まれている場合で、境界ボックスの大部分が空の場合にこの設定を使用します。たとえば、橋梁のモデルが数キロメートルにわたっている場合、境界ボックスには多くの空白領域が含まれています。モデルは、効果的にモデルの複数のタイルをまたがることができるように読み込まれます。 |
Revit データを読み込んだ後、再描画の時間は、読み込んだファイルのサイズによって異なります。10 MB より小さい建物システムの場合、すべての外側要素を読み込む時間は 40 秒未満です。サイズが 200 MB に近い場合、更新に 15 分ほどかかる場合があります。
座標系を変更した場合、(モデルの座標系ではなく)取り込むデータの座標系を指定してください。読み込むデータで使用されている座標系が、モデルで使用されている座標系と異なる場合は、InfraWorks 360 によってデータの座標系がモデルの座標系に変換されます。その際、元のデータ ストアは変更されません。