このセクションでは、主なインタフェースについて簡単に説明します。下記の番号付きの見出しは、図中の番号の付いたインタフェース要素に対応します。
- 目的のメニューが見つからない場合は、正しいメニューセットが開かれていないことがあります。「メニューとメニュー セット」を参照してください。または、を選択し、探しているメニューの名前またはコマンドを入力することもできます。
- ウィンドウ > UI 要素(Windows > UI Elements)メニューを使用して、要素(パネル)をメイン ウィンドウで表示または非表示にすることができます。
- 表示スペースを最大化するためにインタフェース要素をすべて非表示にして、クイック コマンド機能である「ホットボックス」、「 Maya のホットキー」、「マーキング メニュー」を使用することもできます。
- カーソルが両方向の矢印が表示されたら、エッジをドラッグすることにより、ほとんどのパネルのサイズを変更できます。
- Maya ウィンドウのさまざまな領域にドッキングして、好みに応じてパネルの配置を変更できます。詳細については、インターフェースを再編成するを参照してください。
- 1. メニュー セット
- メニューセットで使用できるメニューのタイプは次のカテゴリに分かれます: モデリング、リギング、アニメーション、FX、およびレンダリング。Maya のメイン メニューの最初の 7 つのメニューは常に使用できます。残りのメニューは選択するメニュー セットに応じて変化します。詳細については、「メニューとメニュー セット」を参照してください。
- 2. メニュー
- メニューには、シーンで作業するためのツールとアクションが含まれています。メイン メニューは、Maya ウィンドウの一番上にあります。ここにはパネルやオプション ウィンドウ用の個別のメニューもあります。また、ビュー パネルでスペース バーを押しながら開くと、ホット ボックスのメイン メニュー内のメニューにアクセスできます。詳細については、「メニューとメニュー セット」を参照してください。
- 3. ステータス ライン
- 「ステータス ライン」には、いくつかの一般的に使用されるコマンド(たとえば、ファイル > 保存(File > Save))のアイコン、およびオブジェクトの選択、スナップ、レンダリングなどの設定のためのアイコンが含まれています。数値入力の設定が可能なクイック選択フィールドも使用できます。
- 4. シェルフ
- シェルフには、各メニュー セットを表すタブが含まれています。各タブには、各セットの最もよく使用されるコマンドを表すアイコンが含まれています。しかし、シェルフの真価は、カスタム シェルフを作成し、そこからクリック 1 つで簡単にアクセスできるツールやコマンドのショートカットを作成できることにあります。詳細については、「シェルフ(Shelves)」を参照してください。
- 5. サイドバー アイコン
- 「ステータス ライン」の右端にあるこれらのアイコンは、頻繁に使用するツールを開きます。左から右に各アイコンをクリックすると、「モデリング ツールキット(Modeling Toolkit)」、「HumanIK ウィンドウ」、「アトリビュート エディタ(Attribute Editor)」、「ツール設定(Tool Settings)」、および「チャネル ボックス(Channel Box)」の表示/非表示を切り替えられます(既定では開いているのでここに表示されています)。
- 6. ビュー パネル
- 「ビュー パネル」は、カメラ ビューでシーン内のオブジェクトを表示するさまざまな方法を提供します。使用しているレイアウトに応じて、1 つまたは複数のビューパネルを表示することができます。また、ビュー パネルでさまざまなエディタを表示することもできます。各ビュー パネルの「パネル ツールバー」にある「パネル メニュー」を使うと、頻繁に使用するコマンドにアクセスできます。
- 7. チャネル ボックス
- 「チャネル ボックス」を使用すると、選択したオブジェクトのアトリビュートやキーの値を編集できます。トランスフォーム アトリビュートは既定で表示されますが、ここに表示されるアトリビュートを変更することができます。
- 8. レイヤ エディタ
- 「レイヤ エディタ」に表示されるレイヤには 2 つのタイプがあります。
- 「ディスプレイ レイヤ」は、シーンのオブジェクトを整理および管理(表示/非表示、選択の可/不可の設定など)するために使用します。
- 「アニメーション レイヤ」は、複数のレベルのアニメーションをブレンド、ロック、ミュートするために使用します。
いずれの場合でも、作成時にオブジェクトが最初に配置される既定のレイヤがあります。
- 9. ツール ボックス
- 「ツール ボックス」には、シーン内のオブジェクトを選択および変換するために常時使用するツールが含まれています。QWERTY ホットキーを使用して、選択ツール(Q)、移動ツール(W)、回転ツール(E)、スケール ツール(R)、マニピュレータの表示(T)、およびシーンで最後に使用したツールにアクセス(Y)を使用することができます。
- 10. クイック レイアウト ボタン
- 「クイック レイアウト ボタン」を使用すると、1 回のクリックで利用するパネル レイアウトを切り替えることができます。カスタム レイアウトを作成するその他の方法については、「パネルとレイアウト」を参照してください。
- 11. タイム スライダ
- 「タイム スライダ」は、下記のレンジ スライダによって定義されている利用できる時間範囲を示します。タイム スライダには、現在の時間や、選択したオブジェクトまたはキャラクタのキーも表示されます。赤い再生カーソルをそこにドラッグして、アニメーション全体を「スクラブ」する、または右端にある再生コントロールを使用することもできます。
- 12. レンジ スライダ
- 「レンジ スライダ」を使用すると、アニメーション全体のより短い部分に焦点を当てる場合などに、シーンのアニメーションの開始時間および終了時間と再生範囲を設定することができます。
- 13. 再生コントロール
- 再生コントロールを使用すると、タイム スライダ レンジで定義したとおりに、アニメーションの時間を検討したり、プレビューできます。
- 14. アニメーション / キャラクタ メニュー
- アニメーション(Animation)やキャラクタ(Character) メニューは、アニメーション レイヤ(Animation Layer)と現在のキャラクタ セット(Character Set)を切り替えることができます。
- 15. コマンド ライン
- 「コマンド ライン」の左側には 1 つの「MEL」コマンドを入力する領域があり、右側にはフィードバックが表示される領域があります。Maya の MEL スクリプト言語を熟知している場合は、これらの領域を使用します。
- 16. ヘルプ ライン
- UI でツールおよびメニュー項目の上にカーソルを移動すると、これらの簡単な説明がヘルプ ラインに表示されます。このバーには、特定のツールまたはワークフローを完了するのに必要なステップも表示されます。