この項ではマテリアルをアニメートする方法について説明します。
通常、[オート キー](Auto Key)をアクティブにして、異なるキーフレームでパラメータを変更することによって、基本マテリアルをアニメートします。3ds Max は、変換やモディファイヤをアニメートする際に、キーフレーム間で値を補間します。
オブジェクトに割り当てられたマテリアルのトラックは、マテリアル エディタに属するマテリアル トラックとは異なることに注意してください。マテリアル エディタでのマテリアルのアニメートがシーンに影響するのは、マテリアルがホットな場合のみです。
基本マテリアルの場合と同様、マップ パラメータにアニメーション キーを作成できます。
ノイズ パラメータおよび[ノイズ](Noise)マップは、ノイズ機能をアニメートする[位相](Phase)パラメータを提供します。
また、アニメーション ビットマップをマップとして適用すれば、アニメーション マテリアルを作成することもできます。アニメーション ビットマップには、AVI ファイルや MOV ファイルのほか、IFL ファイル形式のイメージ シーケンスも利用できます。
あるマテリアルから別のマテリアルへの変更をアニメートするには、[ブレンド](Blend)マテリアルを作成し、別の 2 個のマテリアルをサブマテリアルにしてから[ミキシング量](Mix Amount)パラメータをアニメートすると最も簡単です。
マテリアルをアニメートするとき、またはマテリアル内でアニメートされたビットマップを使用するとき、そのマテリアルを完全にレンダリングされたアニメーションで使用する前に、プレビューを作成して表示することができます。