また、[セット キー](Set Key)モードを使用して手動でキーフレームを作成することもできます。この方法では、[セット キー](Set Key)ボタンを使用して明示的にキーフレームを追加できます。
オート キー モードがアクティブなときは、アクティブなビューポートの枠およびタイム スライダと同様に[オート キー](Auto Key)ボタンも赤くなります。 これにより、現在のモードがアニメート モードで、動作に応じてキーフレームが設定されることが分ります。
既存のアニメーションの中で、[オート キー](Auto Key)モードを使わずに変換のためのキーフレームを作成できます。それにはタイム スライダを右クリックして、次にソース時間およびターゲット時間を設定します。たとえば、この機能を使用して既存の[移動](Move)キーを後のフレームにコピーでき、その結果オブジェクトは少しの間動きを停止します(オブジェクトを静止させておくには線形補間を使用する必要がある)。トラック ビューおよび[モーション](Motion)パネル内の他のアニメート可能なパラメータのキーフレームを、[オート キー](Auto Key)ボタンを使用しないで設定することもできます。
[オート キー](Auto Key)を使ってオブジェクトをアニメートするには:
[オート キー](Auto Key)ボタン、タイム スライダ チャネル、およびアクティブなビューポートのハイライト表示枠がすべて赤に変わります。
たとえば、まだアニメートしていないため、キーを持たない円柱があるとします。そこで[オート キー](Auto Key)をオンにして、フレーム 20 に移動し、この円柱を Y 軸を中心に 90 度回転させたとします。この操作によって、フレーム 0 および 20 に回転キーが作成されます。フレーム 0 のキーには円柱の元の方向が保存され、フレーム 20 のキーには 90 度でアニメートした回転が保存されます。ビューポートでアニメーションを再生すると、円柱が Y 軸を中心に 20 フレームで 90 度回転します。
例: [オート キー](Auto Key)を使って 3 点間でオブジェクトをアニメートするには:
3ds Max によって、フレーム 0 と 25 に移動キーが作成されます。フレーム 0 の開始キーは、点 A のオブジェクトの位置を記録します。フレーム 25 のキーは点 B のオブジェクトの位置を記録します。
3ds Max によってフレーム 50 に移動キーが作成されます。これは点 C におけるオブジェクトの位置を記録します。
オブジェクトは、フレーム 0 から 25 まで点 A から B へ移動します。次に、フレーム 26 から 50 で点 C に移動します。
キーフレーム間のオブジェクトの位置は、コントローラが使用する補間の種類によって決定されます。トラック バー内のキーを右クリックして変換キーを選択し、タイミングを調整するコントロールを確認します。
シーンからアニメーションを削除し、もう一度開始するには:
オブジェクトはすべてシーン内に残りますが、キーフレームはいずれも削除されます。
例: ロフト オブジェクトの変形カーブをアニメートするには:
IK 階層をインタラクティブにアニメートするには: