[ディフレクタ](Deflector)スペース ワープは、パーティクル システムで生成されたパーティクルを反発する平面シールドとして作用します。たとえば、[ディフレクタ](Deflector)を使用すると、雨が当たっている歩道をシミュレートできます。[ディフレクタ](Deflector)スペース ワープと[重力](Gravity)スペース ワープとを組み合わせると、滝や泉の効果を出すことができます。
2 つのパーティクル ストリームが 2 つのディフレクタに衝突
ディフレクタを作成するには:
ディフレクタはワイヤフレームの長方形で表示されます。
ディフレクタの効果は、バインドされているパーティクル システムと関連して、主にシーン内のサイズと方向によって決まります。更に、ディフレクタがパーティクルを偏向する強さも調整できます。
パーティクルがディフレクタから跳ね返る速度を制御します。1.0 に設定すると、パーティクルは当たったときと同じ速度でディフレクタから跳ね返ります。0.0 に設定すると、パーティクルはまったく跳ね返りません。0.0 から 1.0 までの範囲の値に設定すると、パーティクルはその初期速度から減少する速度でディフレクタから跳ね返ります。1.0 よりも大きい値に設定すると、パーティクルはその初期速度よりも大きな速度でディフレクタから跳ね返ります。既定値は 1.0 です。
設定された[バウンド係数](Bounce)値からの各パーティクルの変動量です。
反射の完全な角度([カオス](Chaos)編集ボックスが 0.0 に設定されている場合)からの変動量です。100% のとき、反射角度の変動は最大 90 度までです。
パーティクルがディフレクタの表面を移動するときの減速度です。0% ではまったく減速しません。50% では初期速度の半分に減速します。100% では表面に接した瞬間に静止します。既定値は 0 % です。指定できる範囲は 0 ~ 100% です。
この値が 0(ゼロ)よりも大きい場合、ディフレクタのモーションはパーティクルだけでなく他の設定にも影響を与えます。たとえば、パーティクルのアレーを通過する S ディフレクタをアニメートするには、この値を大きくします。
ディフレクタの幅を設定します。
ディフレクタの長さを設定します。