足跡を手動で作成すると、ダンスに見られるような複雑な足の動きが可能になり、足跡を希望する位置に配置できます。
複数の足跡を自動的に生成することもできます。単純な歩行、走行、ジャンプなどの足跡パターンを短時間で生成する方法については、足跡の自動生成を参照してください。
足跡を手動で作成する方法は、2 つあります。
これらの方法で作成された足跡は、作成時は非アクティブです。作成した足跡に沿って Biped を動かすには、[非アクティブな足跡のキーを作成](Create Keys for Inactive Footsteps)で足跡をアクティブ化する必要があります。
足跡を配置する前に、足並みを選択し、[足跡を作成](Footstep Creation)ロールアウトの足並みに対するパラメータを設定する必要があります。
[足跡を作成](Footstep Creation)ロールアウトと足並みボタン
[歩く](Walk)、[走る](Run)、[ジャンプ](Jump)を選択すると、[足跡を作成](Footstep Creation)ロールアウトにその足並みのパラメータが表示されます。足並みとそのパラメータについては、「足並みの選択」を参照してください。
既定値の設定では、手動で配置する足跡は左右交互になります。個々の足跡の作成時に表示される足跡カーソルから、次に配置するのが左右どちらの足跡であるのかを判断できます。
次のクリックで配置する足跡を左右逆にしたい場合は、Q を押します。Q を押すとき、次に配置する足跡が左右どちらであるかを表すカーソルも変更されます。
手動で足跡を作成しているとき、ディスプレイは現在のフレームを維持します。しかし、足跡は時間の経過とともに順番に作成されます。作成した足跡によってアクティブ タイム セグメント内にあるフレーム以上のフレームが必要になると、アクティブなタイム セグメントが延長され、新しいフレームの作成が可能になります。
非アクティブな足跡が存在する場合、新しい足跡は非アクティブな足跡の領域内か、非アクティブな足跡の直前または直後にしか作成できません。アクティブな足跡しか存在しない場合は、すべての足跡を非アクティブにして新しい足跡を追加した後、再度アクティブにします。足跡の非アクティブ化を参照してください。
手動で足跡を作成する準備を行うには:
足跡モードがオンになり、足跡の作成、アクティブ化、編集が可能になります。
現在のフレームで始まる足跡を作成するには:
足跡カーソルから、次に配置される足跡が左右どちらかを確認します。同じ側の足跡を連続して配置する場合は、足跡を 1 つ配置した後、Q を 1 回押して、次の足跡を配置します。
足跡を既存の足跡に追加するには:
オートグリッドで足跡を作成するには:
オートグリッド機能では、既定値の作図平面以外のサーフェスにオブジェクトを作成できます。この機能を使って、不規則なサーフェス上に足跡を配置できます。
これで、足跡のキーが作成されました。
Biped は、地表の足跡に沿って足を運びます。