[速度](Speed)オペレータ ファミリのメンバーである[間隔を保持](Keep Apart)オペレータを使用すると、パーティクルにフォースを適用してパーティクルを分離し、パーティクル同士の衝突を防ぐまたは最小に抑えます。または、負のフォースを使用して、パーティクル同士が離れすぎるのを防ぐこともできます。このオペレータは、パーティクルの速度および加速を制御することで機能します。
オペレータをハイライト表示して右クリックし、[スクリプト ワイヤリングを使用](Use Script Wiring)を選択すると、このロールアウトが、主なオペレータ ロールアウトの下にあるパラメータ パネルに表示されます。これ以降、右クリック メニューの[スクリプト ワイヤリングを使用](Use Script Wiring)にチェックマークが表示されるようになり、オペレータをハイライト表示するたびにこのロールアウトが表示されます。スクリプト ワイヤリングをオフにするには、右クリック メニューで[スクリプト ワイヤリングを使用](Use Script Wiring)を再度選択します。
スクリプト ワイヤリングを使用すると、通常はオペレータのパラメータで指定する[フォース](Force)および[範囲](Range)パラメータを、スクリプトを利用してコントロールできます。Script オペレータを、イベント内で[間隔を保持](Keep Apart)オペレータの前に配置し、これを使用して particleFloat および particleVector チャネル内の値を定義します。particleFloat 値を設定するサンプル スクリプトは、「particleFloat サンプル スクリプト」を参照してください。
[スクリプト ワイヤリング](Script Wiring)ロールアウトで、以下のいずれかを選択します。
次のいずれかを選択します。
次のいずれかを選択します。[絶対値サイズ範囲](Absolute Size Range)または[相対値サイズ範囲](Relative Size Range)を選択すると、[パラメータ](Parameters)ロールアウトの[範囲](Range)設定が利用できなくなります。
ユーザ インタフェースは、[パーティクル ビュー](Particle View)ダイアログ ボックスの右側のパラメータ パネルに表示されます。
フォースが有効なボリュームおよびフォールオフを、絶対距離またはパーティクル サイズに対する相対距離として設定できます。
コア半径フォースが完全に適用される、各パーティクルの基点からの距離をシステム単位で指定します。 既定値は 10.0 です。
[フォールオフ ゾーン](Falloff Zone)フォースの値が設定値から 0 まで減少する範囲を示す、コア半径を超えた距離をシステム単位で指定します。 既定値は 10.0 です。
コア %フォースが完全に適用される各パーティクルからの距離を、パーティクル半径のパーセンテージで指定します。 既定値は 200.0 です。
[フォールオフ %](Falloff %)フォースが完全な強度で適用される各パーティクルからの距離を、パーティクル半径のパーセンテージで指定します。 既定値は 100.0 です。
たとえば、[絶対サイズ](Absolute Size)を選択し、[コア半径](Core Radius)を 40 に、[フォールオフ ゾーン](Falloff Zone) を 20 に、[変動 %](Variation %)を 50 に設定した場合、各パーティクルの実際のコア半径は 20 ~ 60 の範囲のランダムな数に、フォールオフ ゾーンは 10 ~ 30 の範囲のランダムな数になります。各パーティクルに対し、同一の変動 % 値が使用されるため、[コア半径](Core Radius)が 20 の場合、[フォールオフ ゾーン](Falloff Zone)は 10 になります。
既定値では、[間隔を保持](Keep Apart)オペレータをローカルに使用すると、現在のイベント(つまり、[間隔を保持](Keep Apart)オペレータを含んでいるイベント)にあるパーティクルだけが [間隔を保持](Keep Apart)のフォースによって互いに分離されます。また、グローバルに使用すると、現在のフローにある各イベント内のパーティクル同士が分離されます。これらの設定を使用すると、他のイベントやフローにあるパーティクルの動作には影響を与えずに、これらのパーティクルから特定のパーティクルを分離することもできます。既定値は、[現在のイベント](Current Event)です。
グローバルに使用すると、現在のフローにある各イベント内のパーティクル同士が分離されます。ただし、イベントの異なるパーティクル同士は分離されません。
グローバルに使用すると、現在のフローにあるすべてのパーティクルが影響を受けて分離されます。
グローバルに使用すると、現在のフローにあるすべてのパーティクルが、下のリストでハイライト表示されたイベントにあるすべてのパーティクルから分離されます。ただし、現在のフローにあるパーティクルだけが影響を受けます。
このオプションを選択した後で、リスト内の項目をクリックしてハイライト表示にしてください。
現在のイベントにあるパーティクルが、下のリストでハイライト表示されたフローにあるすべてのパーティクルから分離されます。現在のイベントにあるパーティクルだけが[間隔を保持](Keep Apart)オペレータの影響を受けます。
グローバルに使用すると、現在のフローにあるすべてのパーティクルが、下のリストでハイライト表示されたフローにあるすべてのパーティクルから分離されます。ただし、現在のフローにあるパーティクルだけが影響を受けます。
このオプションを選択した後で、リスト内の項目をクリックしてハイライト表示にしてください。
[独自性](Uniqueness)の設定を使用して、[範囲](Range)領域 [変動 %](Variation %)の計算をランダム化できます。