領域選択ツールでは、アウトラインや領域を定義することで、マウスを使用して 1 つまたは複数のオブジェクトを選択できます。
左上: 矩形領域を使用した面サブオブジェクトの選択
右上: 円形領域を使用した頂点サブオブジェクトの選択
中央: ペイント領域を使用した面サブオブジェクトの選択
左下: 範囲領域を使用したエッジ サブオブジェクトの選択
右下: ラッソ領域を使用したエッジ サブオブジェクトの選択
既定値では、マウスをドラッグすると矩形領域ができます。マウスを離すと、領域内のオブジェクトと領域に接触しているオブジェクトがすべて選択されます。次に、個々の設定の変更方法を説明します。
マウスをドラッグしたときに定義される領域のタイプは、[名前による選択](Select By Name)ボタンの右にある[選択領域](Region)フライアウト ボタンで設定します。使用できる領域選択のタイプは次の 5 つです。
このオプションでは、領域境界に接触しているオブジェクトを含めるかどうかを指定できます。これは、すべての領域選択方法に適用されます。
[編集](Edit)メニュー [領域](Region)を選択し、次の 2 つの項目のサブメニューを表示します。一度にどちらか 1 つをアクティブにすることができます。メイン ツールバーの[領域内/交差](Window/Crossing)切り替えでも、この 2 つのモードを切り替えることができます。
また、カーソルを動かす方向に応じて[領域内](Window)モードと[交差](Crossing)モードが自動的に切り替わるように基本設定を設定しておくこともできます。詳細は、[基本設定](Preferences)の[自動的に方向で領域内/交差](Auto Window/Crossing by Direction)を参照してください。
既定値設定で領域選択をするには:
ラバーバンドの矩形が表示されます。
選択したオブジェクトは白く表示されます。
メイン ツールバーの[選択](Select)ボタンと[変換](Transform)ボタンを使って領域選択を行うこともできます。ビューポートの選択できない範囲にわたる領域の定義を開始する必要があります。これ以外の操作では、ドラッグを開始するとカーソル位置にあるオブジェクトの変換が始まります。