Biped や他のオブジェクトをアニメートするときに、アニメーションのレイヤをオリジナルのアニメーションの上に追加できます。これは、アニメーションに全体的な変更を加えるための強力な機能です。たとえば、Biped アニメーションにレイヤを追加して、任意のフレームで脊椎を前へ回転させると、走行サイクルが前屈みの走行になります。オリジナルの Biped モーションには変更がいっさい加えられないため、オリジナルのレイヤに切り替えると再びオリジナルのモーションを表示できます。
また、レイヤは個々に表示するか、またはすべてのレイヤのすべてのアニメーションを合成したものとして表示できます。Biped でレイヤを使用すると、フリーフォーム アニメーションのように、オブジェクトの位置を自由にコントロールできます。
Biped とともにレイヤを使用すると、フレームごとにキーを持つ、生のモーション キャプチャ データを簡単に調整できます。つまり、レイヤを追加して、Biped にキーフレームを設定するだけです。
Biped 用のレイヤ コントロールは、[レイヤ](Layer)ロールアウトにあります。その他のオブジェクトについては、[アニメーション レイヤ](Animation Layers)ツールバーを使用してください。