Vector_Map - superclass: textureMap; super-superclass:material - 31:0 - classID: #(-1817630903, 1804420874)
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3ds Max 2014 以降で使用可能な Vector_Map テクスチャ マップは、SVG および SVGZ、オートデスクの AutoCAD .PAT、Adobe の AI および PDF などのオープンな形式を含む、ベクトル グラフィックス形式のラスタライズされたビットマップ表現をロードおよび生成できます。
Scalable Vector Graphics (SVG) XML 形式は、World Wide Web Consortium によって開発されたオープン形式で、解像度に依存しないジオメトリ シェイプ、イメージおよびテキストを記述することができ、ディスク上に実際のテクセルを保存せずに任意サイズのビットマップを生成することができます。このアプローチの利点は、解像度に関係なく高品質のグラフィックスとテキストを生成し、ソース記述ファイルのサイズを非常に小さくできることです。
SVG ファイルは手動または専用ツールを使用して作成するか、Web からダウンロード、または MAXScript を使用して自動的に生成することができます。さらに、Vector_Map テクスチャ マップの 3ds Max 実装は、SVG XML ソース ファイル内に MAXScript 関数呼出しを埋め込む機能を提供します。
SVG ファイルの作成、および MAXScript との Vector_Map の統合の基本については、「VectorMap テクスチャ マップおよび MAXScript」のトピックを参照してください。
Vector_Map... VectorMap...
<Vector_Map>.coords StandardUVGen default: MtlBase:Placement -- maxObject; Coordinates; SubAnim
StandardUVGen プロパティについては、「UVGenClass」を参照してください。
<Vector_Map>.vectorfile String default: "" -- filename
[ベクトル ファイル](Vector File)ボタンの値を取得/設定します。
これは、Scalabe Vector Graphics マップ生成のソースとして使用されるベクター ファイルのファイル名です。
.SVG - Scalable Vector Graphics XML 形式。オープン ソースの Inkscape などのサードパーティ エディタから保存する場合、ファイルはプレーン SVG として保存しなければなりません。
.SVGZ - Compressed Scalable Vector Graphics 形式
.AI - Adobe Illustrator 形式 - AI9 ~ SC5. ファイルを保存する場合は、[PDF 互換ファイルを作成する](Create PDF Compatible File)オプションをチェックする必要があります。
.PAT - Autodesk AutoCAD Pattern ファイル形式
.PDF - Adobe Portable Document 形式
<Vector_Map>.filter BooleanClass default: true -- boolean
[フィルタ結果](Filter Result)チェックボックスの状態を取得/設定します。
True (既定値)に設定すると、ベクター グラフィックス定義から生成されたラスタライズされたビット マップがフィルタ処理されます。
<Vector_Map>.mipmap BooleanClass default: true -- boolean
[ミップ マッピング](Mip Mapping)チェックボックスの状態を取得/設定します。
True (既定値)に設定すると、テクスチャ マップの複数の解像度がラスタライズされ、レンダリング中により優れたテクスチャ フィルタリングが可能になります。
<Vector_Map>.applycrop BooleanClass default: false -- boolean
[適用](Apply)チェックボックスの状態を取得/設定します。
True に設定すると、生成されるラスタライズされたビットマップは以下のパラメータに応じてクロップまたは配置されます。
False(既定値)に設定すると、クロップも配置も実行されません。
<Vector_Map>.croporplace Integer default: 0 -- integer
[クロップ/配置](Crop/Place)ラジオ ボタンの状態を取得/設定します。
<Vector_Map>.crop_u Float default: 0.0 -- animatable; float; Clip_U_Offset
これは、影響を受ける領域の左上隅の水平コンポーネントを定義し、0.0 ~ 1.0 の正規化された単位で表現します。
<Vector_Map>.crop_v Float default: 0.0 -- animatable; float; Clip_V_Offset
これは、影響を受ける領域の左上隅の垂直コンポーネントを定義し、0.0 ~ 1.0 の正規化された単位で表現します。
<Vector_Map>.crop_w Float default: 1.0 -- animatable; float; Clip_U_Width
これは、影響を受ける領域の幅を定義し、0.0 ~ 1.0 の正規化された単位で表現します。
<Vector_Map>.crop_h Float default: 1.0 -- animatable; float; Clip_V_Width
これは、影響を受ける領域の高さを定義し、0.0 ~ 1.0 の正規化された単位で表現します。
<Vector_Map>.Jitter BooleanClass default: false -- boolean
[ジッター配置](Jitter Placement)チェックボックスの状態を取得/設定します。
<Vector_Map>.jitteramt Float default: 1.0 -- animatable; float; Jitter_Placement
<Vector_Map>.monoOutput Integer default: 1 -- integer
<Vector_Map>.patternname Integer default: 0 -- integer
.vectorfile プロパティが .PAT ファイルを指す場合に利用可能な[パターン](Pattern)ドロップダウン リストの選択を取得/設定します。
<Vector_Map>.patternrepeat Float default: 1.0 -- animatable; float; Pattern_Repeat
[繰り返し](Repeat)スピナーの値を取得/設定します。
ほとんどのパターンは適切にタイリングを行わないため、タイリングの代わりに[繰り返し](Repeat)を使用します。
<Vector_Map>.linewidth Float default: 1.0 -- animatable; float; Line_Width
[線の幅](Line Width)スピナーの値を取得/設定します。
<Vector_Map>.linecolor Color default: (color 0 0 0) -- animatable; RGB color; Line_Color; Controller Scaling: ([1,1,1] : (color 255 255 255)))
[ライン カラー](Line Color)値のカラーを取得/設定します。
<Vector_Map>.backcolor Color default: (color 255 255 255) -- animatable; RGB color; Background_Color; Controller Scaling: ([1,1,1] : (color 255 255 255)))
[バックグラウンド](Background)値のカラーを取得/設定します。
<Vector_Map>.linecap Integer default: 0 -- integer; Line_Cap
<Vector_Map>.pdf_page Float default: 1.0 -- animatable; float; PDF_Page_Number
これはアニメート可能で、 .continuous プロパティを True に設定すると PDF ドキュメントをスクロールすることができます。
<Vector_Map>.continous BooleanClass default: false -- boolean
[継続](Continuous)チェックボックスの状態を取得/設定します。
True の場合、ページ トランジションがスムーズになります。
False (既定値)の場合、 .pdf_page 値は整数として解釈され、ページ全体のみが表示されます。
<Vector_Map>.transparent BooleanClass default: true -- boolean
[透明](Transparent)チェックボックスの状態を取得/設定します。
True (既定値)に設定すると、ページの背景は透明と見なされます。
False に設定すると、.pagecolor プロパティはバックグラウンド カラーとして使用されます。
<Vector_Map>.pagecolor Color default: (color 255 255 255) -- animatable; RGB color; Page_Color; Controller Scaling: ([1,1,1] : (color 255 255 255))
[ページ カラー](Page Color)ピッカーの値を取得/設定します。
<Vector_Map>.transition_mode Integer default: 0 -- integer;
[モード](Mode)ドロップダウン リストの選択を取得/設定します。
<Vector_Map>.transitiondir Integer default: 0 -- animatable; integer; Transition_Direction
.transition_mode が 0 より大きい場合(スクロールまたはズームイン/アウト)に使用されるトランジションの方向制御の選択を取得/設定します。
<Vector_Map>.preview BooleanClass default: false -- boolean
<Vector_Map>.hwbitmapsize Integer default: 256 -- integer
[HW ビットマップ サイズ](HW Bitmap Size)スライダの値を取得/設定します。
このプロパティは、ハードウェア レンダリング(iRay、Quicksilver)に使用されるビットマップ解像度を制御します。これはビューポートのビットマップ表示には適用されません。
<Vector_Map>.memlimit Integer default: 0 -- integer
<Vector_Map>.output StandardTextureOutput default: MtlBase:Output -- maxObject; SubAnim
StandardTextureOutput については、「TexOutputClass」を参照してください。
Interface: VectorMap
<void>Reload()
VectorMap のパラメータ ロールアウトの[再ロード](Reload)ボタンを押すことと同じです。
ソース ファイル定義の再ロードとテクスチャの更新が実行されます。
<void>ViewImage()
VectorMap のパラメータ ロールアウトの[クロップ/配置](Cropping/Placement)コントロール グループの[イメージを表示](View Image)ボタンを押すことと同じです。
[クロップ/配置を指定](Specify Cropping/Placement)ウィンドウ内のベクトル マップをラスタライズされたビットマップ表現で表示します。
<void>Refresh()
<boolean>SetSvgString <string>fnSetSvgString
外部テキスト ファイルの代わりに MAXScript 文字列値によってベクトル マップの定義を取得します。
MAXScript を使用して SVG XML 記述を文字列変数に構築し、この文字列をこの関数の引数として渡します。
Interface: IMtlRender_Compability_MtlBase