概要 - 詳細コンポーネント ツールを修正する

ワークスペース内のツール パレット上の詳細コンポーネント ツールは、[ツール プロパティ] ワークシートで修正できます。[ツール プロパティ]ワークシートには、ツールを右クリックして[プロパティ]をクリックしてアクセスします。コンテンツ ブラウザのカタログ内にあるツールを修正するには、まずツールをワークスペースのパレットにコピーする必要があります。

[ツール プロパティ]ワークシートの外観は、コンポーネントのタイプとプロパティ設定の現在の設定に応じて異なります。以下の図は、サンプルの基本ツール パレットに含まれる 04 - 組積造ツールのツール プロパティ ワークシートの 2 つの構成を示しています。いずれの場合でも、このツールは標準の 3/8” 継手レンガを追加するように設定されていますが、1 番目のものは設定で[ビュー]プロパティが[断面]に設定されており、2 番目はこのプロパティが[立面線図(パターン)]に設定されています。ビューによって異なる方向に配置できる詳細コンポーネントについては、[ビュー]設定によって、図面にイメージを挿入する方法が決まります。異なる[ビュー]設定では、ワークスペースで異なる方向を向いた図になることに注意してください。モルタル仕様は[立面線図(パターン)]設定には適用されず、したがってこの構成では表示されないことにも注意してください。[仕様]の下に表示されるプロパティは、設定に応じて異なることがあります。たとえば、[モルタルを表示]プロパティは、[ビュー]設定が[断面]の場合は[いいえ]になり、モルタル プロパティは表示されません。詳細コンポーネントの中には、仕様が適用されず、見出しが表示されないものもあります。

詳細コンポーネント ツール プロパティ ワークシートの構成

以下の表は、詳細コンポーネント挿入ツールに共通するツール プロパティ ワークシート カテゴリおよび設定の一覧と説明です。

プロパティ/カテゴリ名 説明
イメージ データ ベースで、この表の中のコンポーネントに指定されている図を表示します。イメージが指定されていない場合は、イメージに対するテーブルが表示されます。イメージを右クリックして、[イメージを更新]をクリックしてツールについてストックされているイメージをデータベースから呼び出すか、異なるイメージを参照したい場合には右クリックしてから[イメージを指定]をクリックします。
名前 ツールの名前。これは、元々サンプル パレット上のツールの 1 つに割り当てられる名前か、ツールを詳細コンポーネント マネージャからコピーした場合には、親サイズ テーブルの[説明]列に対して指定された名前になります。この名前は、任意のカテゴリ、タイプ、またはサイズ プロパティを変更した場合は更新されます。ただし、名前は編集できます。
説明 これは、ツールをカタログに対してパブリッシュする場合に使用されるツールの説明です。この説明は、ワークシート アイコンをクリックして[説明]編集ボックスを開いて必要に応じて変更することができます。
コンポーネント この線上にある[ワークシート]アイコンをクリックすると、詳細コンポーネント マネージャに[選択したコンポーネント]ダイアログ ボックスを通じてアクセスし、説明の設定、説明とタイプ、または説明、タイプ、およびカテゴリの現在の設定を変更することができます。カテゴリの設定、名前、説明、およびイメージ プロパティを変更しても、自動的には更新されないことに注意してください。
カテゴリ 説明プロパティで指定されたコンポーネントを含むテーブルの元となるグループまたはサブグループを指定します。他のグループまたはサブグループが同じ元のグループの同じ階層レベルに存在する場合は、ドロップダウン リストから選択することができます。
種類 説明プロパティで指定される特定のコンポーネントを格納するテーブルを指定します。ドロップダウン リストによって、同じ元グループまたはサブグループ内の他のテーブルを選択することができます。
説明 指定されたタイプおよびカテゴリの特定のコンポーネントを指定します。同じテーブル内にある他のコンポーネントは、ドロップダウン リストから選択できます。
表示 コンポーネントを見る方向のタイプを指定します。断面、プラン、立面線図、および立面線図(パターン)の値をとります。たとえばボルトなどのコンポーネントの場合、ヘッド、サイド、またはボルトおよびナットなど、コンポーネント固有の用語が使用されることがあります。ドロップダウン リストで、指定したコンポーネントで使用できる複数のビューを指定することができます。この設定では、挿入プロセスのための描画手順およびコマンド ライン プロンプトを決定します。
仕様 この行のアイコンをクリックすると、挿入される詳細コンポーネントの方向([ビュー]プロパティで決定します)からみたイメージを表示します。ここに示された他のプロパティは、指定されたビュー設定でコンポーネントを挿入するときに、最も重要なパラメータとなります。1 つのビュー設定しか使用できないコンポーネントの一部については、仕様プロパティは表示されません。