ステップ パネルの NC データ をクリックし、NC データ ダイアログの 新規工具スロットに工具を再編成 を選択 して、工具マッピング ダイアログを表示します。
工具マッピング ダイアログを使用して、選択した工具に割り当てられた工具スロットを変更します。任意の工具について 工具径補正登録 を変更できます。
ダイアログの上半分には、表があります。表の各行に、工具が表示されています。工具を選択して、表の下のフィールドでその値を編集します。
工具の名前をダブルクリックするか、名前の横の + をクリックして、その工具を使用する工程のリストを展開します。
表の左上の 工具スロットを追加 をクリックして、工具スロット数 ダイアログを表示します。このダイアログを使用して、工具スロットの数を増やします。この数を減らすことはできません。
工具番号 - 表の左端(グレーの列)に表示されている番号です。現在の工具スロット番号を示します。工具を異なるスロットに移動する場合、工具番号 を入力して 設定 をクリックするか、表から工具を選択して、希望の工具番号(左端のグレーの列)の上にドラッグ アンド ドロップします。1 つの工具スロットに複数の旋削工具を割り当てる こともできます。
工具径オフセット - 工具の工具径補正です。この値は、<COMP-NUM> として XBUILD に送信されます。工具マッピング ダイアログの表の、工具径補正番号 列に対応します。最大 8 桁の数字を入力します。
工具長オフセット - 工具の工具長補正です。たいていの旋盤制御装置では、長さと直径、両方のオフセット値を含む単一の登録番号が用いられます。この場合、FeatureCAM では 工具長オフセット の設定が重要になります。この値は、<OFFSET#> として XBUILD に送信されます。工具マッピング ダイアログの表の、長さ 列に対応します。最大 8 桁の数字を入力します。
第 2 長さ - 溝加工工具の工具長補正です。デフォルトの 2 番目のオフセットの登録数は、工具番号 と 第 2 オフセット増分値 (デフォルトの 旋削加工 プロパティ)の合計です。
ブロック オフセット - 工具ブロックのオフセット番号を入力します。この値は、<TOOL-BLOCK-OFFSET-NUM> として XBUILD に転送されます。工具マッピング ダイアログの表の、ブロック オフセット 列に対応します。
工具 ID - 工具の識別番号です。ダイアログの表の、ID 列に対応します。Bridgeport 旋盤と、まれに Cincinnati マシンで使用される以外、用いられることはあまりありません。
工具マッピング ダイアログには、次のボタンがあります。
同一 - すべての工具の工具径補正登録をそれら工具のスロット番号の値に設定します。
設定 - 表から工具を選択して 工具番号 を入力し、設定 をクリックすると、現在のパーツで、その工具に指定の工具番号が割り当てられます。
工具箱に保存 - データベース内の該当の工具に対して、常に同じ工具番号を割り当てます。その工具を使用するすべてのパーツに対して、同じ工具番号を使用します。
工具箱クリアー - 選択した工具箱から、工具番号スロットを消去します。これは、FeatureCAM が自動的に工具番号を割り当てることを意味します。
すべて設定 - すべての工具番号を、現在の値に設定します。
すべてリセット - 工具スロット番号と工具径補正登録を、デフォルトに戻します。
ブロックを選択 - 工具ブロック選択 ダイアログを表示して、選択した工具をホールドする工具ブロックを指定します。
工具寿命 - 工具の使用期限を設定し、期限に達した工具を自動的に別の工具に切り替えます。プログラムの途中で工具磨耗が限界に達する可能性のある、硬いストックの加工時に有用です。工具マッピング ダイアログの表には、工具が加工する 孔 の数と、NC プログラムの 1 回の実行あたりの工具の使用 時間 (分)が表示されます。表から工具を選択して 工具寿命 をクリックし、工具寿命 ダイアログを表示します。
マシンを表示 - Swiss 旋削加工ドキュメントでの機能です。ダイアログの右側に、アクティブな MD ファイルのプレビューを表示します。工具スロット番号もあわせて表示されます。マシンのプレビューを右クリックしてコンテキスト メニューから パーンとズーム、または、回転 を選択し、クリック アンド ドラッグで表示を制御することができます。マシンを非表示 をクリックして、マシンのプレビューを非表示にします。