プロービング

FeatureCAM の Probing アドインを使用して、加工の過程にプロービング機能を組み込むことができます。プロービングの機能は、使用するマシンとプローブにより異なりますが、ユーザーは FeatureCAM の Probing アドインを基盤に機能を拡張することができます。

FeatureCAM の Probing アドインでは、フィーチャーを作成するのと同様の方法で、プロービングの対象となるフィーチャーを追加します。グラフィック ウィンドウには、プロービング フィーチャーの位置、方向、タイプを示すマーカーが表示されます。作業の進行にともないプロービング フィーチャーのパラメーターを編集して、より細かくデザインすることができます。また、FeatureCAM のシミュレーション機能を使用して、他の工程とあわせてプロービング ツールパスを表示することもできます。処理の完了にあたり、FeatureCAM は NC データを生成します。プロービング フィーチャーは、デザイン過程のすべての段階で追加することができます。

注: この機能を使用するには、FeatureCAM Ultimate が必要です。

StandardProbing2.dll アドインを読み込み ます。[アドイン] タブ > [マクロ] パネル > [StandardProbing2] から、Probing Settings ダイアログを表示します。

注: StandardProbing.dll は、旧バージョンのアドインです。FeatureCAM のバージョン 21.1 以前のバージョンで作成されたプロービング フィーチャーとの後方互換性が必要な場合にだけ使用します。

デフォルト ツール名 - デフォルトで、アドインは球形のツールを検索しますが、オーバーライドすることもできます。ツールの名前を入力します。

目標位置まで移動 - グラフィック ウィンドウでのプレビューと、シミュレーションでのオーバートラベルを表示します。

リマシニング条件 - マシンがフィーチャーをリマシニングするための条件を指定します。これが、Test Abort/Continue/Remachine (テスト / 中止 / 継続 / リマシニング)フィーチャーの リマシニング条件 オプションのデフォルトになります。LT (Less Than) を入力して、小さすぎるフィーチャー(例: 孔フィーチャー)をリマシニングします。GT (Greater Than) を入力して、大きすぎるフィーチャー(例: ボス フィーチャー)をリマシニングします。

プロービング フィーチャーの作成には、新規フィーチャー ウィザードの ユーザー オプションを使用します。次へ をクリックして、新規フィーチャー - ユーザー定義フィーチャー ページを表示します。