2 つのフレーム要素の接合ノードのモデルをスキャンする Dynamo の鉄骨接合のスクリプトを作成する例を確認します。
注: 鉄骨接合のサンプル スクリプトのセットは、Dynamo で
インストールされるパッケージでも利用できます。これらのサンプル スクリプトをカスタム スクリプトの開始点として使用できます。
接合ノードは次の条件を満たす必要があります。
- 2 つの要素は端点と端点が接しています。
- 1 番目の要素の傾斜角度は 0 度です。
- 2 番目の要素の勾配角度は 10 ~ 15 度です。
- 2 つのフレーム要素のウェブは平行です。
- 1 番目の要素には、I 形パラレル フランジ断面形状があります。
- 2 番目の要素には、W 形状ファミリと W12x26 タイプがあります。
これらの条件がすべて満たされるたびに、スクリプトはボルト留めフレームによる柱脚(ハンチ付き)接合を配置します。この接合は、I 形パラレル フランジ断面を主要入力要素として、W 形状ファミリ、W12x26 タイプを 2 次入力要素として持つことになります。
次の図でマークされている接合ノードは、4 つの要素からなる接合ノードです。ボルト留めフレームによる柱脚(ハンチ付き)を B1 と B2 の間に配置します。B1 は主要素、B2 は 2 次要素です。
次の点に注意してください。
- B2 の勾配角度は 11 度です。
- B1 は垂直です。
- B1 のウェブは B2 のウェブと平行です。
- B1 と B2 は端点が接しています。
- B1 と B2 のウェブは平行です。
- B2 には、W 形状ファミリと W12x26 タイプがあります。
最初の手順: 接合の入力要素を選択およびグループ化する