ビューポート 2.0 で作業する

ビューポート 2.0 は Maya のビューポート レンダラであり、ハードウェア レンダラです。シーンを表示する場合に使用します。

ビューポート 2.0 の利点

ビューポート 2.0 には、旧式のビューポートにはなかったパフォーマンスおよび表示精度上の利点および機能がいくつもあります。ビューポート 2.0 に移行する場合は、「ビューポート 2.0 について」でこれらの利点の詳細を確認してください。

ビューポート 2.0 を最適化する

ビューポート 2.0 のパフォーマンスを最適化する方法のヒントについては、「ビューポート 2.0 を最適化する」を参照してください。

ビューポート 2.0 のトラブルシューティング

ビューポート 2.0 の一般的な問題の解決方法については、「ビューポート 2.0 のトラブルシューティング」を参照してください。

API サポート

ビューポート 2.0 でさまざまなエフェクトを描画、シェード、作成するプラグインを作成するには、Maya API を使用します。Maya 開発者ヘルプの「ビューポート 2.0 API」のセクションには、ビューポート 2.0 で使用できるクラスとメソッドに関する情報と、旧式のビューポート API の使用からビューポート 2.0 API の使用に変更してプラグインを更新する方法に関する情報が記載されています。

Maya ビューポート 2.0 API を使用して旧式のコードを最新の Maya ビューポート テクノロジに移行する方法の詳細については、「ビューポート 2.0 API ポーティング ガイド」および「 」ホワイトペーパー(http://www.autodesk.com/developmaya-jpn から入手可能)を参照してください。

OpenGL、DirectX 11、OpenGL コア プロファイル

Viewport 2.0 では 4 つのレンダリング エンジンを選択できます。OpenGL - 旧式(OpenGL - Legacy)DirectX 11OpenGL - コア プロファイル(互換性) (OpenGL - Core Profile (Compatibility))OpenGL - コア プロファイル(厳密) (OpenGL - Core Profile (Strict))です。

ウィンドウ > 設定/プリファレンス > プリファレンス(Window > Settings/Preferences > Preferences)を選択して、プリファレンス(Preferences)ウィンドウを開きます。表示(Display)カテゴリを選択し、次に、ビューポート 2.0(Viewport 2.0)セクションの下のレンダリング エンジン(Rendering engine)を選択します。

レンダリング エンジンとして DirectX 11 を選択すると、DX11 ハードウェア シェーダをビューポートでリアルタイムにレンダーできます。詳細については、「DirectX 11 モードでビューポート 2.0 を実行する」を参照してください。

レンダリング エンジンとしてOpenGL - コア プロファイル(互換性) (OpenGL - Core Profile (Compatibility))またはOpenGL - コア プロファイル(厳密) (OpenGL - Core Profile (Strict))を選択すると、ライティング、テクスチャ、シャドウ、テッセレーションをサポートするカスタム GLSL (OpenGL Shading Language)シェーダを作成できます。「コア プロファイル モードでビューポート 2.0 を実行する」を参照してください。

詳細については、(ビューポート 2.0 オプション(Viewport 2.0 Options)の)「レンダリング エンジン(Rendering engine)」も参照してください。

注: サードパーティ製のプラグインを使用しているか、またはビューポート 2.0 でサポートされていないカスタム開発を行っている場合は、MAYA_ENABLE_LEGACY_VIEWPORT 環境変数を使用して旧式のビューポートを有効にすることができます。旧式のビューポートを有効にすると、スムーズされた openSubdiv メッシュを含むシーンに対するビューポート 2.0 のメモリ使用量が増えます。ビューポート 2.0 のパフォーマンスを維持するには、旧式のビューポートを使用していないときに、この環境変数をオフにして旧式のビューポートを無効にします。「レンダリング変数」を参照してください。

関連項目